くるくるもちもち

ポーポー

いや、ちんぴん?

いや、黒ポーポー?

とにかく美味しい

くるくるもちもち

旅の楽しみは帰ってきてからも続くもの。

先月の弾丸沖縄旅から戻ったその夜、荷物の片付けもそこそこに、

まずは当日中の美味しいミッションを完了すべく、おやつタイム。

朝、飛行機に乗る前に「松原屋製菓」で粘って仕入れたアレ、です。

沖縄おやつの定番「ポーポー」。

黒砂糖入りの生地を巻いた沖縄版クレープのようなおやつで、

開店直後、冷ましている途中のを「今日中に食べて」という条件付き(笑)で

ゲットした執念のお菓子、旅の余韻に浸りながら早速実食。

ぱくり・・・う~ん、美味しい~!

素朴な見た目ですが、黒砂糖の優しい甘さ、もちもちの食感、

沖縄生まれでもなくても、無性に懐かしい気持ちになるおやつ。

愛しのポーポー、やっぱり大好き♪

だがしかし、このおやつには、ややこしい問題があった。

それは「ポーポー?ちんぴん?問題」。

実は沖縄の伝統的なお菓子「ポーポー」は薄く焼いた小麦粉生地の中に

アンダンス―(油味噌)と呼ばれる沖縄独特の甘い肉味噌を入れて

くるくる巻いたものをさすのです。

で、黒砂糖入りのふっくらした生地をくるくる巻いたものは

「巻餅=ちんぴん」と呼ばれるのが一般的、なのでした。

なのに、那覇の「松原屋製菓」ではそれは「ポーポー」と呼び、

そういえば、那覇のデパ地下でも同じように黒糖くるくるを

「ポーポー」として売っていた記憶があります。

これが、ポーポー?ちんぴん?問題(笑)

沖縄でも一部の地域でがこの両者がおなじおやつとされたりするなど

ちょっとややこしくなっているのでした。

話は諸説あるのですが、どうも、琉球王国時代に遡る、らしい。

琉球王国時代から続く昔ながらの「ポーポー」は

本来は貴重な白砂糖で賓客をもてなした白い生地で巻いたお菓子でしたが、

身近な黒砂糖で作ったおやつを「黒ポーポー」と呼んだという説もあります。

また、ルーツは楚辺、という有力情報も。

「ポーポー」の元祖とされているのが読谷村楚辺の「楚辺ポーポー」。

ふっくらした分厚い黒砂糖入りの生地をくるくる巻いたお菓子は

昔から楚辺地域では旧暦の4月に行われるアブシバレー(虫払い)の際に供え、

あわせて行われていた馬ナラセー(競馬)の見物客に振舞われて人気となり、

沖縄全土に広まったとされています。

と、こう説明しているうちにも、ポーポー?ちんぴん?

どっちがどっちなんだが、こんがらがってきます(笑)

沖縄ケンミンも両者を混同していたり、逆に思われていたり、

黒糖入りのくるくるおやつが作れる市販のミックス粉「ちんぴん」を

ポーポー派のケンミンがなんの違和感なく買っていくわけで、

つまり、まあ、どっちでもいいんだな、美味しいから(笑)

「松原屋製菓」常連客の我が家としては

黒糖入りのくるくるもちもちは「ポーポー」と呼ぶ。

またいつか買いに行こう。

楚辺ポーポーの流れをくむ懐かしおやつを、ね。

(写真は)

我が家的には

あくまで「ポーポー」

優しい甘さの

くるくるもちもち♪