最後の一つ

縦はキケン、

横はベタベタ、

さあ、どうやって

食べましょう?

最後の一つ・・・

秋は和菓子が恋しい。

いや、あんこ好き我が家は春夏秋冬年中恋しいのですが(笑)、

とりわけ、秋が深まるごとに、その傾向が顕著となるようで、

昨日もご近所の和菓子屋さんの前を素通りできませんでした。

円山の老舗「米屋」さん、遠くからやってくるお客さんも多く、

お饅頭や大福などの朝生は午後には売り切れてしまう人気のお店です。

「今日はどうかな~」とちょっとドキドキしながら暖簾をくぐると、

やった~、ラッキー!串団子がまだあった♪

いつも早い時間に完売御礼となってしまうのですが、

昨日の夕方、奇跡的にそのお姿を確認、し~か~も~、

みたらしとこしあん、両方揃っているではありませんか。

和菓子の神様が微笑んでくれた。ありがとうごぜえますだ。

早速、夫婦二人分、それぞれ二本ずつ購入、

米屋さんのみたらしとこしあんの串団子をおやつにいただきました。

まずは艶やかな鼈甲色に輝くみたらしの串団子から、パクリ♪

う~ん、お団子はもっちり、甘辛いお醤油だれが最高!

「やっぱ、美味しいね♪」「やっぱ、米屋さんだね♪」と

夫婦仲良く、平和に、串団子をぱくぱく。

と、その時、さっさと一本食べ終えた夫が一言。

「串団子ってさ、最後の一個、やっぱ、食べにくいよね?」

確かに。串に四つ刺さったお団子、最初の一つ二つは良いのですが、

三つめから縦に食べるのはややキツくなりはじめ、

四つめ、最後の一個は、無理やり串を縦にして食べようとすると、

喉に刺さりそうで身の危険すら感じる(笑)

かといって、串を横に持ってお団子を食べようとすれば

口のまわりにお醤油やらあんこやらベタベタくっつきそうで、

いつも難儀をする、甘党を悩ませる永遠の課題なのであります。

素朴な疑問、みんな、串団子の最後の一個、どうやって食べてるの?

試しに「串団子 最後のひとつ」とスマホで検索してみると、

「串団子の最後の一つはどう食べますか?」とのリサーチ結果がヒット。

スマホは何でも知っている(笑)。

はたして、その結果は?

「横から食べる」が58.4%、「縦から食べる」は11.4%、

「先端までずらして食べる」27.5%、「この中にはない」2.8%でした。

6割の人がベタベタもいとわず「横から食べる」を選択、

あえてリスキー(笑)な「縦食べ」に挑む人は3割ほど、という結果。

な~るほど、私も、ベタベタつかないように細心の注意を払いながら、

横からお団子を半分ずつかじる方式が一番多いかも。

かなりお口を「イ~ッ」と真横に開いたはしたない姿でありますが、

まあ、おウチで気兼ねなくおやつに食べるなら、いいよね~?

しかし、お行儀は、決して良くない(笑)

さらに検索を進めると、興味深い記事を発見。

「育ちの良い女性の『串団子』の食べ方~オトナの常識シリーズ」。

よそさまで串団子を出された場合に備えておかねば。

A.指で団子をつまみ串から外し、一個ずつ食べる

B.黒文字を使って外し、一個ずつ食べる

C.口元を拭きながら、串から外さず食べる

さあ、どう食べるのが、正解でしょうか?

「育ちの良い女性」的正解は、B。

和菓子は基本的に添えられた黒文字(木の楊枝)でいただくべし。

串団子も黒文字を使って一個ずつ外し優雅にお上品に口に運びましょう。

喉を突くリスクもベタベタになる心配もありません、黒文字さえあれば。

もともと串団子は寺社の門前や街道筋の茶店、

町中の屋台で売られたごく身近なおやつで

気軽に片手で食べられるフィンガースイーツでありますから、

堅苦しいお作法は必要ないような気もしますが、人生いつ何時、

串団子をお上品に食べねばならない場面に遭遇しないとも限らない(笑)

よし、次回から、串団子のお皿にも黒文字を添えてみましょうか。

甘党夫婦を悩ませてきた長年の課題「最後の一つ問題」はあっさり解決。

黒文字さえ、添えればOK。

お育ちよく、お上品に、食らうのだ~(笑)

(写真は)

米屋の串団子

黒文字は・・・

まだ添えてません(笑)