シュー・オ・フ

北の大地の

秋の実りを

まるごと

ことこと

シュー・オ・フ

晩秋の金曜ごはんは北の大地スペシャル。

農家さん直送のそれは立派なキャベツをメインに

秋の実りをじっくりことこと煮込みましょう。

心も身体もほっこり温まるあのお料理を。

フランスの家庭料理「pot au feu=ポトフ」♪

秋が深まると無性に食べたくなる、作りたくなるメニューです。

鍋に大きなお肉、野菜に香辛料を入れて長時間煮込んだ料理で、

フランス語で「pot」は鍋、「feu」は火、ですから、

直訳すると「火にかけた鍋」という意味になりますね。

さあ、今季初ポトフをさっそくクッキング。

まずはメイン?両手で抱えないと持てないくらい巨大なキャベツ。

農家さんが丹精込めて育てたキャベツ君、まあすくすく成長しました。

ざっくり半分にカットして、ようやくフツーサイズの一個分(笑)。

それを芯をつけたまま、くし形に4等分。大きなタマネギもくし形に4等分、

それぞれバラバラにならなうように楊枝を刺しておきます。

じゃがいもは皮を剥いて丸のまま、にんじんも皮を剥き大胆に半分にカット。

北海道の大地が育んだ秋の実りをみんなゴロゴロサイズにね。

あとはもう「pot=鍋」におまかせするだけ。

我が家で一番大きな寸胴型のスープ鍋に大きな野菜類と骨付きの手羽元を入れ、

白ワイン、お水、ローリエに黒粒胡椒を20粒ほど投入します。

が、巨大なキャベツが鍋に収まり切れずに蓋がしまらない(笑)

まあ、大丈夫、火が通ればカサも減るだろうから、このまま点火、

鍋から顔を出したキャベツの上にそっと蓋を載せる。

ふふっ、なんだか、タオルを頭に載せて湯船につかっているみたい♪

煮立つまではやや強火、アクをとったら、あとはひたすら弱火でことこと。

ポトフの湯加減、いや火加減は、とろ火で気長にがポイント。

ことこと、ことこと、のんきに煮こむうちに、

うふふ・・・蓋を載せたキャベツの顔は段々見えなくなってきた。

30分ほどで完全に蓋が閉まる。よし、想定通り。

さらに30分ほど、合計1時間ほど気長に煮こんだら出来上がり。

とろとろに煮込まれたキャベツ、たまねぎ、にんじん、じゃがいもとと

ほろほろに柔らかくなった鶏手羽元を崩さないように

そっとお皿に盛り付け、金色のスープを注ぎ、黒粒胡椒をガリリ、

ディジョンのマスタードを添えて「2021北の大地のポトフ」の完成。

さあ、熱々をふーふー、いっただっきまーす!

はふはふ・・・うっまぁぁぁ~!!!

キャベツもたまねぎもとろとろ甘みがとんでもないし、

じゃがいもはほくほく、にんじんもとろけるように甘い。

大地の恵みが細胞のすみずみまで染み渡り、

なんか、心も身体も芯からほっこりとほぐされていくぅ。

間違いない、ポトフは、人を優しくする。

ポトフを食べながらケンカする人は絶対いないはず。

この一皿には美味しいカウンセリング効果がある(笑)

本場フランスのポトフは主に牛肉の塊を使うことが多く、

牛肉の代わりに鶏肉を使ったものは

「poule au feu(プール・オ・フ)」と呼ばれるらしい。

「poule」は鶏肉という意味のフランス語。

今回は鶏手羽元を使ったので「poule au feu」ではあるのですが、

見た目のインパクト的にはキャベツの存在感がなかなか。

フランス語でキャベツは「chou(シュー)」、ですから、

「chou au feu(シュー・オ・フ)」と呼んでもいいかも、ね。

シュー・オ・フ。

北の大地の実りをまるごと、

ことこと、ことこと。

心を癒す秋の北海道フレンチ♪

(写真は)

「2021北の大地のchou au feu」

甘くとろとろのキャベツ、

大きなゴロゴロ野菜

ほろほろ鶏手羽元が最高♪