白い秋

空気が澄んで

月の雫が

草の上に

輝く季節

白い秋よ

今日は二十四節気の白露。

草に降りる露が寒さで白く見える頃という意味です。

日中はからりと爽やかな秋晴れが続きますが、

確かに朝晩はもう窓を開けているとひんやりしてきました。

二十四節気をさらにこまかく分けた七十二侯では

「草露白(くさつゆしろし)」とされています。

今朝、草花に白く涼し気な朝露が降りたかどうかは未確認ですが(笑)、

昔から「霜が降りると晴れ」と言われます。

明け方には美しい朝日、今はきれいな青空が広がってきましたから、

きっと、今朝はまさしく「白露」、そして秋晴れとなりそうです。

朝露は確度の高い気象予報士さんかもしれませんね。

処暑から数えて15日目頃の白露、この日から仲秋になります。

仲秋かぁ。

秋刀魚に秋鮭、おいもにかぼちゃ、梨に葡萄、そして新米。

いよいよ食欲の秋の幕開けですね~。

しみじみ和食が食べたくなってきます。

赤や黄色に木々が美しく色づく紅葉の季節、

紫や緑の葡萄、かぼちゃの鮮やかな黄色、鮭のサーモンピンクと

日本の仲秋=秋はカラフルな実りの色に彩られていますが、

あれ・・・?白露・・・秋なのに、なんで白・・・?

白=雪=冬とイメージがありますよね~。

二十四節気は中国の暦を基にしたもので、

古代中国の陰陽五行では「白」は秋の色とされているのでした。

歌人の北原白秋の白秋もこの五行説に基づいたもの。

人生も「青春」「朱夏」「白秋」「玄冬」に例えられますね。

そうか、季節は白い秋。

燃えるような朱色の夏から月の雫が白く結ぶ秋へバトンタッチ。

ここらで心身をゆっくりやすめてぽか~んと気持ちを白くするのも

自分にやさしい秋の過ごし方かもしれませんね。

白は清浄を意味する色。

秋空のように澄み切った静かな心で過ごしたい、

今日は白露、とはいえ、日常はやっぱり忙しい(笑)

白い秋、ともかく、今日も元気でまいりましょう♪

(写真は)

2021白露の朝。

空気が澄んでいるから

夜明けの空が

ことのほか美しい