晩夏ブリ

爽やかな

夏の終わりの週末

海の恵みに

大いに感謝

ああ晩夏ブリ♪

九州から西日本を中心に大雨が降り続いています。

車も電信柱も田んぼも一面茶色の水に浸かってしまった街の

瓦屋根の一つ一つを見るたびに、この家の人たちは無事に避難できたのかと

本当に心配になって、胸が痛みます。

コロナ患者治療の最前線となっている病院までが浸水被害を受け、

大雨、感染症、猛暑と、一体どこまで痛めつけられなければらないのか、

本当に心休まる時がないこの夏、

今日、8月15日を迎えました。

76回目の終戦の日、午前11時51分から全国戦没者追悼式が開かれます。

感染対策のため参列する遺族は各道府県から1人程度にしぼった300人ほど、

第1回の1952年以来記録が残る範囲で最少となるそうです。

慰霊も鎮魂もお盆の帰省もそれぞれの形でしめやかに行われる76年目の夏です。

北海道は涼しい8月15日となりました。

トーキビや枝豆やトマトや茄子がいちだんと美味しくなる季節ですが、

この時季ならではの海の幸が夫と2人きりのお盆の食卓に載りました。

北海道は寿都産の夏ブリです。

ブリといえば西日本の魚、または寒ブリ、というイメージですが、

実は北海道南部では古くからブリが水揚げされているのです。

暖流系の魚ながら、近年は気候変動の影響による海水温の上昇から

生息域が北へと広がり、さらに道内産ブリの水揚げが急増しているのですね。

夏に日本海を北上して北海道に近づき回遊中のブリは

寿都湾などでイカやサバなどのエサを食べまくり、

そんな元気な夏ブリが定置網などでたくさん水揚げされて、

最近は活きの良いお刺し身のサクの状態で

札幌市内のお魚屋さんの店頭にも並ぶようになりました。

冬の寒ブリに比べるとあっさり、ほどよく乗った脂が魅力。

寿都で獲れたばかりの活きの良い夏、いや晩夏ブリは

もう超新鮮で、身はプリップリ、素人の包丁さばきでお刺し身にして、

生姜、青葱、大葉と薬味をたっぷり添えてたたき風にしていただきました。

う~ん、コレは、超美味!

ぷりっぷりの食感、青魚特有の臭みはまったくなくて、

身の甘さと旨み、そして適度な脂のバランスが抜群。

冷えたオリオンビールが進む進む♪

夏の終わりに

新鮮な寿都産ブリを味わう。

どこにも旅に行けないけれど、もはやそれが日常。

でも、幸せは、こんな身近にある。

8月15日。

不安は尽きない日々だけど

美味しい食べ物に恵まれている幸せをかみしめる。

今日の意味をちゃんと自分の頭と心で考えようと思った。

(写真は)

夏の終わりの

寿都の海からの贈物

「晩夏ブリ」

美味です。