お盆イブ

ちょっと

1日早いけれど

こまかいことは

気にしないよね

秋めくお盆イブ

今日からお盆です。

地域によって日にちに違いはありますが、

新暦8月の13日から16日までの4日間が全国的に通例となっていますね。

北海道も今日13日が迎え火=盆の入りとなります。

我が家は昨日、1日早めに亡き父のお墓参りに行ってきました。

例年13日以降は超混雑し、駐車場も満杯となるので、

感染対策も鑑み、お盆イブの昨日に日程変更。

幸い車も止められて、密になることなく、ゆったりお参りできました。

父が好きそうな明るいイエローのお花を供え、

大好きだったリボンナポリンに季節の果物、積み団子、

そして素朴な駄菓子系のおやつなどをどっさりお供えし、

2年も帰省できない息子の分もふくめてお線香を上げ、

手を合わせながら心の中で久しぶりの再会をしてきました。

ちょっと1日早いけれどさ、まあ、おじいちゃん(父)は

どっちかと言うと気が長い方でもなかったから(笑)ちょうどいいよね、

世の中は東京五輪に感染爆発、なんだか色々大変だけれど、

とにかく家族みんな元気でなんとか頑張っているからね、

お盆の間は一緒にすごそうね、で、これからも見守ってね等々、

久しぶりの再会、心の中の会話も、ついつい話が弾む。

「人は死んでなお霊魂は故郷にとどまり、正月やお盆には家に帰ってくる。

それが日本古来の民族習慣や死生観である」。

今朝の北海道新聞の卓上四季が名著「先祖の話」で柳田国男が説いた

日本人の死生観や先祖への信仰について触れていました。

国に殉じた人を「英霊」と呼ぶ「死者の国家管理」に

柳田は強烈な違和感を抱いていて明治以降に作られたこうした制度は

「伝統」と思いこまされているに過ぎないとも。

そうですよね。悼むという行為に、国家は、関係ないと思う。

大切な人は亡くなっても、それぞれの思う「どこか」にいて、

お盆やお彼岸やお正月や、折に触れて、帰ってきてくれる。

何か嬉しいことがあった時、悲しく辛いことがあった時も

ふと亡き父のことを想い出すことがある。

父は、亡くなっていても、家族だから。

お盆は父に会える記念日、だから父の好物をお供えする。

お洒落なスイーツよりもあんこ玉やきなこねじりやかりんとうだよね、

お酒は一滴も飲めなかったから、オレンジ色のナポリンだよね。

お盆前の買い物で賑わうスーパーで

父が好きそうな素朴な駄菓子をあれこれ選ぶ時、父をすごく身近に感じる。

それほど会話もなかった父と娘だが、なぜか今の方が話が弾む。

今も昔も、ずっと、家族なんだ。

今日は迎え火、盆の入り。

懐かしい人々が帰ってくる。

晩夏のカミングホーム。

ゆっくりお過ごし下さいね。

(写真は)

2021年盆の入り

札幌の空は涼やかな青空。

あの白い雲に乗って

帰ってきたのかな?

おじいちゃん?