皇帝のあんバター
カリッ
サクッ
甘くてしょっぱくて
軽やかで濃厚な
皇帝のあんバター♪
ゴォォォーー!
明け方、窓を震わせるような重低音で目覚めました。
いつも通りの時刻、いつも通りの目覚まし時計要らずでありましたが、
外のお天気は、どうやらいつもとは全く違う、嵐の気配。
空は重苦しい灰色の雲に覆われ、
爽やかな緑を葉を繁らせた木々が強烈な風にしなり、
グォォォォォ~、ザワザワァァァァァ~と
悲鳴のような葉擦れの音をたてながら激しく揺れています。
これは、すごい初夏の嵐になりそう。
低気圧が日本海を発達しながら北上し、伴う前線が通過するため、
天気は大荒れの予想、強風、落雷、突風、ひょう、強い雨に警戒が必要とか。
空の暗さの割には、気温がそれほど下がっていないようで、
妙に生温かく湿った空気なのも、ちょっと不気味な感じ。
今日明日の気象状況には注意をせねばなりませんね。
昨日の札幌は今年初の夏日、気持ちのいい青空が広がる中、
気になっていたご近所ベーカリーで初のお買い物。
去年8月にオープンした「ブルクベーカリー 竹村ラボ」です。
開店直後から話題集中、行列必至の人気店。
そのうち、少し落ち着いてからね、と様子見しているうちに、
気がつけば年を越し、10か月も経っていました(笑)
感染拡大第3波をなんとか乗り越えたと思ったらそれを上回る第4波、
なかなかすぐご近所なのに、行けずにいたのでした。
昨日の午後、用事を終えた帰りにお店の前を車で通りかかると、
駐車場も開いていて、まさか「売り切れ」?と一瞬思いましたが、
ほっ・・・♪ちゃんと「OPEN」の案内ボードが掲げられていました。
よし、今を逃すと、また10か月かも(笑)と即入店。
おおお~、お洒落でシックな店内。
ブルクは札幌円山に本店を構える1977年須堯のドイツパン店で
市内に4店舗、ハワイにも5店舗出店する人気のベーカリー。この新店は
お店の伝統を守りながら新しいものに挑戦していく研究室という意味から
「竹村Labo(ラボ)」と名付けられたのだそうです。
「竹村」は創業者の名前に由来したもの。
昔から、ブルクのバターパンとあんこずっしりのあんパンは大好き、
ブルクライヤーという軽いライ麦パンは
息子のお弁当のサンドイッチに大活躍してくれましたっけ。
懐かしい円山のパン屋さんの新たなチャレンジ、なんか嬉しいな。
気さくな雰囲気の小さな本店とはガラリと違う新店「竹村Labo」
ラボの名にふさわしいすっきり知的な店舗デザインが印象的で
たくさんのパンが整然と美しくラボラトリーの棚に並んでいます。
どれにしようかな~っと。
せっかくなので「竹村Labo」限定のお惣菜パンを2種、
「カマンベールとドライトマトのフォカッチャ」と
「きのこのクリームグラタン」、それに甘い系を二つ。
トレンドの「マリトッツオ」と「あんバターゼンメル」をゲット。
さっそくおウチでお惣菜パンは軽くチンしていただきましたが、
さすが、おっしゃる通り、伝統と革新がめっちゃ美味しく融合。
マリトッツオもさすが老舗ベーカリー、ブリオッシュのレベルが違う。
そして、感動したのが、「あんバターゼンメル」。
ゼンメルとはドイツの小さな小型パンの総称。
丸型の王冠のような切込みが入った「カイザーゼンメル」が有名ですが、
ブルクの「サルツゼンメル」も昔からの人気ドイツパン。
ザルツは塩、と意味ですから、つまりはドイツ風の塩パンってこと。
こだわりの強力粉を使ったザルツゼンメルは表面はカリッと香ばしく、
中はふんわり軽やか、ほんのりとした塩気が絶妙なアクセントになっていて
そのままでも抜群に美味しいパンに、あんこ+バターという最強コンビを
挟んじゃったんですもの、もう、これね、クラクラするほど美味しい。
あんバターゼンメルはクロワッサンのような三日月型。
丸い「カイザーゼンメル」とは形こそ違いますが、
その美味しさは皇帝に献上したいほど。
いかめしいお髭のカイザー(皇帝)もきっとお気に召すのでは。
な~んて妄想しちゃうくらい、
あんバターパンの新しい世界を表現した逸品と評価したい。
皇帝のあんバター、あんバターゼンメル、
嵐が過ぎたら、また買いに行こうっかな~♪
(写真は)
「ブルクベーカリ― 竹村Labo」の
おいしいパンたち。
手前が皇帝のあんバター、
あんバターゼンメル。

