くだける波
花の浮島
香水のような
文学者のような
美しい地名の意味は
くだける波
おおお~!ありがたや~~~!!!
宅配便で届いた白い発泡スチロールの箱を開け、
その美しいオレンジ色の宝石のお姿に思わずひれ伏す(笑)
花の浮島礼文島から新鮮な生うにが届きました。
先日は山形出身の大学時代の友人からルビーのような「佐藤錦」が、
そして昨日は夫の知人から礼文島の夏の味覚が送られてきました。
なかなか直接会うことはかなわないけれど、
それぞれのお国自慢の美味しいものが交流を温めてくれますね。
ということで、昨日の金曜ごはんの主役は「うに丼」!
農家さん直送の北海道が誇るゆめぴりかをいそいそ炊いて、
その間に塩水パックの生うにを慎重に開けて水切りをしておきます。
生うに専用のパックは水切り用の持ち上げ容器が内蔵された超優れモノ、
身が崩れやすい繊細な生うにのために考え抜かれた容器、さすがです。
うに丼を引き立てる夏野菜のお料理を三品ほど仕上げて食卓へ。
さあ、いよいよ本日のメイン「うに丼」!
漆の合鹿椀に炊きたてのゆめぴりかをふんわりよそって
新潟の老舗海苔屋さんの高級海苔をちぎって散らした上に・・・
うぅ・・・美しすぎて・・・手が震えるぅ(笑)
北海道夏グルメの頂点に君臨するオレンジ色の宝石、
礼文島産のエゾバフンウニ&キタムラムラサキウニをそっとすくって
ほかほか海苔のせゆめぴりかの上にふんわりとのせたら、
2021夏礼文島花の浮島からの贈物「うに丼」の完成!!!
小さなやちむんの片口に溶いておいたわさび醤油をたらり・・・
真っ白なごはんと漆黒の海苔の上にオレンジ色の生うに、
これ以上、美しく、食欲をそそる光景があるだろうか、
いやいや、ごちゃごちゃ言わずに、まずパクリ!
ズッキューーーーーン!!!
言葉にできない美味しさが脳髄を突き抜けていく。
あまりに美味過ぎて、言語中枢が追いつかないのだ。
ただただ、全身の細胞が、その強烈な美味に打ち震えている。
やっぱ、夏の北海道の最強グルメかも、うに丼。
北海道で採れるうにの中でも一番美味しいとされる礼文島のうに。
礼文島の香深漁業協同組合直営の海産物直売店から送られた生うには
口に含んだ瞬間にとろりと濃厚な旨みと香りがひろがり、もう極楽。
青く澄み切った美しい海で最高級の昆布を食べて育ったうに、
なんというか、もう、モノが違う。
礼文島香深の風景が目に浮かぶ。
香深の港は明治初期から弁財船による交易が行われた来た良港で、
フェリーターミナルがある礼文島南の交通、観光の拠点になっています。
香深と書いて「かふか」、島の人はもっぱら「かぶか」と呼んでるみたい。
「香深」。書いても読んでもちょっと素敵な地名ですね。
かふか=カフカ・・・う~んフランスの文学者の名前と同じだし、
香深・・・なんだ芳しい香水をイメージさせるような字面です。
あれ?しかして、その意味は・・・?
北海道の地名の語源はアイヌ語由来が多いのですが、
ちょっと調べてみると・・・あ~、やっぱり。
香深(かふか)はアイヌ語の「カプ・カイ=波・くだける」が語源らしい。
波が寄せては砕ける天然の入り江だったことから名付けられたのだろうか。
青く澄んだ海、寄せては砕ける波の揺りかごで育った生うに、
もう想像しただけで、目の前のうに丼の味がさらに味わい深くなる。
あ、ちなみに礼文島の語源はアイヌ語の「レプンシリ」。
「沖の島」という意味だそうです。
絶品うにの秘密は
砕ける波だった♪
(写真は)
礼文島香深直送
2021夏のうに丼♪
白いお米と漆黒の海苔と
鮮やかなオレンジ色のうに。
めくるめくおいしい配色。

