甘きを好む季節

夏も近づく

八十八夜

初夏だ

新茶だ

甘きを好む季節

立春から数えて88日目の「八十八夜」。

季節は春と夏の変わり目で気候が暖かく穏やかになり、

稲の種まきの準備や茶摘みのシーズンとなります。

2021年は5月1日でしたから、

今日は、え~っと、88+20=108、百八夜?

ともかく、新茶の季節でありますよ。

お茶屋さんの店先には「新茶入荷」とか「新茶入りました」など、

のぼりが五月の風にはためいておりまして、

素通りできなかったが、ウチの夫(笑)

「本日のお土産です」。昨日の仕事帰りの道すがら、

札幌の老舗のお茶屋さんで自家製炒りたての新茶を仕入れてきました。

昭和8年創業の日本茶専門店「玉翠園」の焙じ茶部門で一番人気、

「自家製炒りたて 茎ほうじ茶 新茶」であります。

さっそく、封を開けて、やちむんの急須で淹れましたよ。

熱いお湯を注いだ瞬間、ふわぁぁぁぁぁ~!い~い香り!!!

炒りたて焙じたての香ばしい香りが鼻腔を駆け抜けていきます。

淹れたてをさっそく一服、うっわぁぁぁぁぁ~、おいしい~!!!

玉翠園の茎ほうじ茶(新茶)は

八女産の八十八夜摘みの一番茶の茎だけを丁寧に焙じたもの。

香りがよく、渋みも少なく、まろやかで、茎ならではの甘みがあります。

葉の焙じ茶よりもじっくりと火を入れるため、味、香りともにしっかり、

クリームやチョコ系など洋菓子にもよく合うそうです。

昨日は例の台湾伝統の定番おやつ、

「白胡麻餡の湯圓(團仔母)生姜スープ仕立て」とともに頂きました。

日本の八十八夜は、台湾の甘味とも相性抜群でありましたよ。

新茶には、甘いものが欠かせません。

「羊羹の甘きを好む新茶かな」

甘党の正岡子規もこんな一句を詠んでいます。

根岸の子規庵で初夏のお庭を眺めながら、

好物の羊羹とともに新茶の味と香りを楽しむ子規さんが目に浮かびます。

大好きな羊羹に合わせた新茶は何だったのでしょう。

「新しき茶を煎じけり玉の露」という一句もありますから、

玉露の新茶だったのか、煎茶だったのか、

いやいや、今よりも甘さが強かっただろう昔の羊羹ですから、

もしかすると味、香りがしっかりした茎焙じ茶、だったかも。

夏も近づいた百八夜。

甘きを好む新茶を楽しみながら

おウチ時間を過ごしましょうっと♪

(写真は)

昭和8年創業の老舗「玉翠園」の

「自家製炒りたて 茎ほうじ茶 新茶」。

味、香りがしっかり、コスパも良し♪