ノスタルジックおはぎ

ああ、

懐かしい

あの顔、あの声、

あの手つきが蘇る

ノスタルジックおはぎ

明らかに新たなフェーズに入りました。

昨日の北海道の新規感染者は529人、札幌は352人といずれも過去最多、

札幌市は道に対し緊急事態宣言の発令を国に要請するよう求めましたが、

全道的に感染拡大が広がる中、道はどのように判断するのでしょうか。

とにかく、今まで以上に慎重に過ごすしかありません。

気合を入れて不織布マスクをさして高くない鼻(笑)にフィットさせる日々。

で、その度に思うのですが、マスクを隙間なくフィットさせるには

鼻が高いのと、そうでないのと、どちらにアドバンテージがあるのだろう?

まあ、そんなどうでもいいことで呟いてストレスを逃がすのでした。

そんな日々、やはり、癒されるのは、甘いもん♪

昨日、お仕事先でと~っても美味しい和菓子を戴きました。

「もち処 月寒いわた」のおはぎです。

これが、もう、絶品!

ありがたいことに、粒あんとこしあんが仲良く2個ずつ計4個。

自称北海道粒あん党党首の夫と北海道こしあん党党首の妻、

夫婦仲良く、お互い不可侵条約を守り、いただいたのですが、

あまりに美味しくて、それぞれ2個をぺろり♪

だって、サイズも小ぶりで、

あんこはたっぷり、中のもち米は控えめなんですもの、

「う~ん!これは美味い!」とパクパク、するする、

気が付けば、2個ずつ完食しておりました(笑)

「もち処 月寒いわた」創業50年という老舗の和菓子屋さん。

確かに、このおはぎ、なんだか、めっぽう懐かしさをそそります。

特にこしあんおはぎの滑らかな表面を見てみると

ノスタルジックな昭和の思い出の場面が次々と溢れ出してくる。

プロの職人さんが作ったおはぎなんだけれども、その佇まいは

どこか、その昔、懐かしいあの人、この人が作ったおはぎを思い出すのだ。

母や、その母の母、つまり母方のおばあちゃんや、お向かいのおばさん。

そうだ、昭和の昔、おはぎは家で作るものだった。

そしてたくさん作ったらご近所にお裾分けされるものだった。

朝から小豆を炊き、もち米をふかし、手間暇かけてこしあんを作る。

母やおばあちゃんは固く絞ったきれいな濡れ布巾にこしあんをとり、

丸めたもち米をのせて、慣れた手つきでおはぎをこしらえていたっけ。

食いしん坊のおかっぱ頭は飽かずその様子をながめていたものだ。

「ほ~ら、こうして、半殺しだよぉ~」

母方のおばあちゃんはなかなかユーモアのある人で

台所にへばりついておはぎ作りをながめる私をこう言って脅した(笑)

おはぎを作る時の世にも恐ろしい決まり文句だ。

もち米を半搗きにするためについたおはぎの異名が「半殺し」。

宿の主人が夜「半殺しにしようう」と言っているのを聞いた旅人が

勘違いして逃げ出すという笑い話もありましたねぇ。

おばあちゃん、やたら怖い声音で言うんだものなぁ、まじビビったよ(笑)

ああ、鼻の奥が、つんとする。

昭和のおはぎ作りの懐かしい光景が次々あふれだしてくる。

おばあちゃんの声、濡れ付近の柄、熱いもち米で真っ赤になった母の手、

お向かいさんのお裾分けのおはぎが載っていたお盆・・・。

もう、おはぎを作ってもらえないんだよなぁ・・・。

そうだよね、お空の上に行ったり、年をとってしまったり。

気がつけば、自分が孫におはぎを作ってあげてもおかしくない年齢だもんね。

しかし、おはぎを一から作る勇気は、まだない(笑)

ノスタルジックおはぎに

懐かしい顔、声、手が浮かぶ。

昭和は、もう遠い。

(写真は)

「もち処 月寒いわた」の

粒あんおはぎとこしあんおはぎ

懐かしくて美味しい。