のようなおやつ
もちもち
ふわふわ
柔らかくて
やさしい
のような、おやつ♪
お?今日は・・・ブルーが少し戻ったかな?
昨日は黄砂の影響でもやもやした薄青グレーだった空の色が
今朝は少し青さを取り戻したように見えます。
洗濯物も元気に外干しできましたが、ベランダの柵や窓の桟には
黄色っぽいザラザラした砂粒の痕跡を発見、きれいにお掃除しておこう。
そんな黄砂に見舞われた昨日は外出も控え、
お楽しみのおやつもおウチにある物で手作りをしました。
買い置きの洋梨の缶詰に、先日頂いた「天美卵」、牛乳もある、
よしよし完璧、フランスの伝統的デザートを作っちゃうおうっと。
超簡単「洋梨のクラフティ」であります。
「クラフティ」とはフランスのリムーザン地方で生まれた伝統菓子で、
果物に卵と牛乳、小麦粉、砂糖などで作るアパレイユを流して焼いたもの。
リムーザン地方の古語であるオック語の「claufir(詰める)」が
その名前の由来とされています。
リムーザン地方の名産であるさくらんぼのクラフティが代表的ですが、
今回はあり物の洋梨の缶詰を使ってお手軽に作ります。
本当に簡単、材料さえあれば、思いついたらすぐできちゃうし
使う道具もボウルと泡立て器だけというとても家庭的なおやつなの。
まずはボウルにレンジでチンして溶かしたバター少しを入れ、
三温糖を加えて良くすりまぜ、そこへ卵を割り入れてよく混ぜます。
北海道の子実トウモロコシを食べた鶏から生まれた天美卵、
白身も黄身も元気、泡だて器に伝わるコシが違う。
とろりとクリーミーになったら薄力粉を加え、さらに混ぜ、
最後に牛乳をだまにならないようによく混ぜたらアパレイユ生地はOK。
あ、バニラエッセンスもお忘れなく。
濃厚に仕上げたければ生クリームを入れてもいいし、
ヨーグルトで作っても爽やかな味わいになります。
あとはバターを薄く塗ったル・クルーゼのオーバルグラタン皿に
スライスした洋梨を並べ、アパレイユ生地を静かに流し、
180度のオーブンで40分間焼きましょう。
う~ん、オーブンから甘~い、いい香りが漂ってくるぅ。幸せ。
表面に軽く焦げ色がつくくらいに焼けたら「洋梨のクラフティ」の完成。
まだ温かいままで食べても美味しいけれど、
今回は粗熱をとって冷まし、粉砂糖をふって白く雪化粧。
濃い目に淹れた紅茶とともにいただきます♪
ざっくりサーバースプーンですくって器へサーヴ。
優しい卵色のクラフティ、さっそく一口、パクリ。
う~ん・・・ふわふわ、もちもち、卵の風味がしっかりした生地と
爽やかな洋梨の甘さがベストマッチ、なんとも和やかな味がする。
「これがクラフティ?おいしい♪」と喜ぶ夫。
「ね?プリンみたいな、ケーキみたいな・・・」と解説しようとする妻に
さらに夫が感想を続ける「・・・卵焼き・・・みたいな?」
そう!確かに、ちょっともちもちした、バニラ風味の卵焼きにも近いかも。
フランス・リムーザン地方の伝統的おやつ「クラフティ」
プリンのような、ケーキのような、クレープのような、
甘いバニラ風味の卵焼きのような、茶碗蒸しのような、伊達巻のような、
卵と牛乳と粉と砂糖と果物できる、やさしい「のようなおやつ」、です。
あ、ちなみに厳密にはリムーザン地方の特産品ブラックチェリーを
使ったものだけを「クラフティ」と呼ぶらしく、
洋梨やりんごを使ったものは「フランニャルド」と名前が変わり、
リムーザンのお隣のオーベルニュ地方の名物なんだそうですが、
一般的には全部ひっくるめて「クラフティ」とするレシピが多いみたい。
手軽でおいしいフランスの家庭的なおやつ。
洋梨のクラフティ・・・フランニャルド・・・?
味わいも、名前も、~のようなおやつ、
ま、とにかく、優しい気持ちになれる幸せデザート、です♪
(写真は)
「洋梨のクラフティ」
もしくは「洋梨のフランニャルド」
卵と牛乳と粉と砂糖と果物があれば
リムーザン?オーベルニュ?気分♪

