潤む球春

雪を踏みしめ

たどりついた

緑のピッチ

躍動する選手たち

ああ、潤む球春

「コンサ5発快幕!20年ぶりJ1開幕星!」

「ペトロ札幌 開幕爆勝!」

「札幌史上最多5発!1万1000人サポ ドームで歓喜!」

夫が朝からいそいそコンビニで仕入れてきたスポーツ新聞各紙、

1面を飾った歓喜の見出し、嬉しすぎる~!!!

昨日27日、コンサドーレ札幌はJリーグ開幕戦で

横浜FCを5-1と圧倒して快勝、爆勝!20年ぶりの開幕戦勝利!!!

外の雪をよそにホーム札幌ドームには1万1897人のサポーターが駆けつけ、

J1開幕節での来場者数では唯一の1万人超えだったそうです。

私も、1万1891人の一人として、歓喜の開幕戦を生観戦しました!

昨シーズンは残念ながらドームに足を運ぶことがなかなかできず、

泣く泣く、テレビやダゾーン中継で試合を観ていたので、

札幌ドームに見参するのはほぼほぼ1年ぶり。

しかも2月の開幕戦がホーム札幌ドームで開催されるのは初。

ということは、地下鉄福住駅からドームまで、

完全冬装備で雪道を踏みしめて歩くのも初めてなわけで、

なんとも新鮮、マスク越しの冷気さえ、心地よかった。

札幌ドームは感染対策も万全。入場確認はQRチケット、

または紙チケットの場合はお客さんが自分で半券をちぎり、

座席はひとつ置きでソーシャルディスタンスを保ち、

飲食時以外はマスク着用、皆さんしっかり守っています。

それから感心したのはトイレの手洗い。

洗面台にはハンドソープとペーパータオルが置かれ

非接触型の蛇口から出る水量もかなり抑えめに調節されていました。

まるべく水滴が飛び散らないように配慮されているのだと思います。

正直、多人数の集まるスポーツ観戦をためらう気持ちは

ゼロではありませんでしたが、広いドームのあちらこちらで

安心安全にスポーツを観戦してほしいという主催者側の思いが表れていて、

指定席に座ったときにはニューノーマルなサッカー観戦モードに

すっかり、しっくり馴染んで、試合開始を心待ちにしているのでした。

そして14:00キックオフ直前。

美しい緑のピッチに新しいセンターサークルフラッグがしずしずと登場し、

場内の照明が落とされ、大型ビジョンに赤黒のチームロゴが映され、

・・・あの・・・選手入場のBGMが流れた瞬間、

泣けた。

あれ・・・私・・・泣いてる・・・。

ひとつ席を挟んだ隣の夫にマスク越しに思わず呟く。

「なんか、泣けてきた」

「・・・俺も・・・」

見れば、隣の夫の眼鏡越しの目にも涙が。

目の前で、サッカーが、観られる。

1年ぶりに、緑のピッチに躍動する赤黒の選手たちを応援できる。

もうず~っとず~っと色々な楽しいことから遠ざかってきたけれど、

少しずつ、本当に少しずつ、気をつけながら、日常が戻ってきたのか。

いや、そう安心するのは、まだまだ時期尚早だけど、

それは十分にわかっているけれど、

緑のピッチに現れた両チームの選手たちのしなやかな姿を

潤んだ涙目で見つめながら、私は、しみじみ思った。

サッカーが、本当に、好きなんだ。

心配なこと、不安なことはいっぱいあるけれど、

1年間で学んだこと、わかったこともいっぱいある。

色々な人々の大きな努力によって、

こうしてサッカー観戦ができることに心から感謝した。

サッカーの神様は雪のドームで大判振る舞いの微笑みを見せてくれた。

試合開始1分57秒駒井選手、5分金子選手、45分ロペス選手、

49分金子選手、後半32分チャナティップ選手がゴールの5得点!

ありがとう。この日の試合は忘れない。

骨折したペトロビッチ監督は90分立ち続け。

ピッチ横に置かれた椅子に一度も座ることなく、

時に松葉杖を指揮棒のように振り上げて選手に支持を送っていた。

そのオールコートマンツーマンディフェンスから繰り出す超攻撃型サッカーは、

日本サッカーが目指すべき未来系を体現していたと思う。

コンサドーレが目指しているサッカースタイルは

今のJリーグの中では最も進化した世界のトレンドだ。

ピッチのあらゆる場所で1対1の真剣なデュアルが火花を散らすサッカーは

観客を魅了する。雪道を踏みしめて見に行く価値が絶対ある。

昨日、札幌ドームに、春が来た。

来る春よ サッカー好きの目に 涙

ああ、潤む球春♪

(写真は)

完全冬装備、マスク着用で

開幕戦のドーム参戦!

試合前、すでにVサイン

勝利を予感(笑)