平和なしょういち君

ふんわり

ふかふか

みんなで

なかよく

平和なしょういち君

「あのね、沖縄のパン買ったよ」

わしたショップに寄った夫から自慢げながカエルコールが(笑)。

ふむふむ、沖縄らしいパンといえば、アレかしらコレかしら?と

ちょっと楽しみに色々想像しながら待っていると、夫ご帰還。

「はい、コレ」マイバッグから現われたのは・・・・

お~、やっぱり、沖縄らしい「うずまきパン」と、

おっと~!これは、我が家に初お目見え、「なかよしパン(ハーフ)」♪

コレを食べたことのない県民は存在しないと言われる沖縄ソウルフード。

夫、グッジョブ。

1960年、沖縄のぐしけんパンから発売された「なかよしパン」は

60年に渡って愛され続けているロングセラーパンです。

ふわふわしたココア風味の山型パンにやさしいミルククリームが挟まれた、

シンプルなおやつパンで、品質を保つために県外では発売されていない、

まさに「ご当地パン」なのですが、瞠目すべきはそのデカさ。

レギュラーサイズの長さはおよそ35cm!

ほぼほぼ枕?と見まごうばかりの超ビッグサイズで

一個当たりの総カロリーは驚愕の1333キロカロリー!!!

1人で食べれば1日の摂取カロリーのおよそ7割を占めてしまいますが、

「なかよしパン」は名前の通り、みんなでちぎって分け合うのが前提。

夫が買ってきたハーフサイズでもなかなかの迫力。

さらに目を引くのが袋に印刷されたレトロ可愛いカエルのキャラクター。

ぺろりと出した舌におなかの出べそも愛らしいのんきに寝そべるカエルさん。

これぞ、パンと同様に沖縄県民に愛され続けている人気キャラ、

その名も「しょういち君」であります。

この「しょういち君」は沖縄の歴史と深い関りがありました。

「なかよしパン」を生んだぐしけんパンは、

激戦地ニューギニア出征から帰国した具志堅秀一さんが

昭和26年(1951年)に創業した会社。

戦後、栄養価の高い食べ物がなかった時代に

「みんなが元気になってほしい」という願いを込めて、

三世代で暮らす大家族が多い沖縄の人たちがみんなでちぎって

なかよく食べてほしいと、大きな大きな山型パンが生まれたのでした。

家族を大切に。みんななかよく。

戦後の沖縄を元気にしたでっかな「なかよしパン」と「しゅういち君」には

平和への切なる願いが込められているのですね。

しゅういち君がのんきそうに寝そべる姿は、平和の証なのかも。

60年愛され続ける「なかよしパン」、

最近は「なかよしピーナッツ」「なかよしバナナクリーム」

「なかよしわんぱくキッズ りんご&いちご」などなど新商品が登場、

イメージキャラクター「しゅういち君」にもファミリーができたようです。

しゅういち君の妻「しげちゃん」や息子の「けんちゃん」などが

ファミリーパンの袋に印刷されているそうですよ~。

それもこれも「しゅういち君」が戦地から無事に生還できたからこそ。

愛する人に出会い、子どもも生まれて、家族になって。

良かったね。しゅういち君。

ずっとずっと平和が続きますように。

のんきなカエルさんがそっと伝える沖縄の歴史。

平和なしゅういち君、夫婦仲良くちぎって、いただきます♪

(写真は)

戦後の沖縄を元気にしたパン

ぐしけんパンの「なかよしパン」

ね?しゅういち君、いいキャラでしょ?

関連グッズも人気らしい。