フランス肉じゃが
ほかほか
温かくて
優しくて
しみじみして
ああ、フランス肉じゃが♪
立春寒波が続いていますが、暦の上では、春。
厳しい寒さの中でも日の長さや光の柔らかさに、
ちゃんと季節は春に向かって歩みを進めていることを感じる昨今、
一方で気になるのが・・・貯蔵お野菜の在庫状況。
秋にいただいたじゃがいもさんたちを早く食べてあげないと
春を察知してぐんぐん芽を出してしまっちゃったりするので、
美味しいうちに、いっぱいお料理してあげましょう。
てなわけで、昨日の金曜ごはんは
じゃがいもをたっぷり使ったフランス家庭料理を♪
「Hachis Parmentier=アッシ・パルマンティエ」です。
Hachis(アッシェ)とはフランス語で「切り刻んだもの」という意味、
Parmentier(パルマンティエ)はフランスの農学者の名前。
じゃがいもを一般に広めた人物で「パルマンティエ風」という名がつけば、
じゃがいもを使ったお料理をさします。
「アッシ・パルマンティエ」はフランスの母の味。
元々は大鍋でことこと煮込んだ「ポトフ」の残ったお肉を使ったお料理で、
つまり、フランスのママンの伝統的なリメイク料理というわけ。
フランス人ならだれもが懐かしい「おふくろの味」ね。
今回は伝説の家政婦、タサン志麻さんがテレビで紹介していたレシピ。
志麻さんがご自宅のキッチンで小さなお子さんを足元にまとわせながら
ほこほこあったか~い雰囲気で作っている様子がなんとも幸せそうで、
我が家の金曜ごはんもその美味しさと幸せにあやかることに♪
まずは我が家の貯蔵お野菜在庫軍団から、
北海道産のじゃがいも(今回はメークイン)と玉ねぎをオファー。
じゃがいもの皮を剥き、適当な大きさに切って水から茹で、
柔らかくなったらお湯を捨て粉ふきいものように水分を飛ばし、
木べらでつぶしながら熱々のうちにバターを投入、牛乳を少しずつ加え、
ぽってりなめらかなじゃがいものピュレを作ります。
同時進行でたまねぎのスライスを炒め、しんなりしたところへ
薄切りの牛肉を加え、色が変わったら、レシピにはなかったけれど
赤ワインを入れてアルコール分を飛ばし、次にレシピ通り、
トマト缶一缶、ケチャップ、中濃を大匙3、水100㏄を投入し、
10分間煮詰めたら、牛肉のトマト煮の完成。
ここで、年末に急遽代打購入したストウブの大型グラタン皿の出番。
内側にバターを薄く塗り、牛肉のトマト煮を敷き詰め、
そのうえにじゃがいものピュレを重ねて、溶けるチーズをトッピング、
250度のオーブンで20分ほど焼いたら、完成!
う~ん・・・!
キッチンから家中に幸せな匂いが立ちこめる~♪
たまねぎとお肉とバターとチーズとトマトが奏でる美味しい交響曲だ。
こんがり黄金色に焼けた「アッシ・パルマンティエ」、
熱々のうちに食卓へ。
Bon appetit! さあ、召し上がれ!
ざっくりサーバースプーンで大胆に取り分けてそれぞれのお皿に。
おおお~、じゃがいものピュレのミルキーホワイトと、
赤い牛肉のトマト煮のコントラストが、まあ、食欲をそそる。
ふ~ふ~、あっつあつを・・・ぱくり・・・!!!
うっひゃ~~~!!!志麻さぁ~ん、ありがとう!最高に美味しい!!!
テレビではフランス人のご主人が味見、「美味しいよぉ~♪」と
志麻さんキッチンで悶絶(笑)していましたが、わかる~。
バターの香りをまとった舌触りなめらかなじゃがいものピュレと
こっくり煮込まれた牛肉のトマト煮とチーズのコクが三位一体。
もう、宇宙の真理に近い、これはもう、完璧な旨さだ。
フランス人だったら、懐かしさに涙する、母の味、なんだろうなぁ。
「アッシ・パルマンティエ」。
じゃがいも、たまねぎ、お肉があればいつでもできる。
誰もが大好きな懐かしい母の味・・・ん?これって、アレだ。
そう、日本のおふくろの味「肉じゃが」だよ。
そういえば、テレビで志麻さんが作り始める前に行ってたっけ。
「これ、フランスの肉じゃが、みたいなお料理です」って。
確かにお醤油や味醂の代わりにバターや牛乳、チーズ使っただけだもんね。
長い冬を過ごすために貯蔵した野菜とポトフの残り肉で作ったという
フランスの家庭料理「アッシ・パルマンティエ」。
フランスの肉じゃがで
ちょっと冬のヨーロッパへ旅した気分。
世界の誰もが大好きになるマンマの味。
我が家の定番リスト入り決定です♪
(写真は)
フランス肉じゃが
「アッシ・パルマンティエ」
次回作った際には
美味しい断面を撮らねば(笑)

