2021未来が来た!
日は昇る。
凍てつく氷点下
真っ暗な夜も
必ず朝は訪れる。
2021年未来が来た!
2021年1月1日の朝です。
新年明けましておめでとうございます。
今年も一日一日こつこつ当ブログを書き続ける所存です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
元旦もいつも通りの超早起き、日の出前に目覚めました。
窓を開けると、ひゅっ!気道が瞬間冷凍されそうな強烈な冷気。
新しい年の夜明け前は、気合の入った厳しい寒さでありました。
それでも東の空はうっすら曙色に染まり始めています。
どんなに凍てつく氷点下でも
真っ暗闇に閉ざされた厳しい冬でも、必ず、朝はやってくる。
はかなげな曙色が心に沁みます。
2020年はもう過去、そうだ、2021年、未来が来たんだ。
氷点下の健気な夜明けの空に勇気づけられて、
元日の朝、テレビをつけて、キッチンでお雑煮の準備をしていると、
ちょうど富士山の初日の出をライブ生中継していました。
天上の雲の間からオレンジ色の光がだんだんと濃くなり・・・
来たーーーーーっ!!!
テレビ画面越しにそれは眩しい黄金色のご来光が!!!
日が、昇った。
気がつくと、泣いていた。
元日の初日の出中継など毎年お雑煮作りながら見ているのに、
もう何十回を数えきれないほど見ているのに、
2021年、富士山の美しく荘厳なご来光を見て、涙が出た。
ちゃんと朝が来たこと、夜が明けたこと、新しい年が来たことが、
理屈抜きに、なんだか身体の奥底から、嬉しかったんだ。
世界中の人々が特別な思いで初の日の出を見つめたことでしょう。
いつも違うお正月、さまざま思いを抱きしめながら、年が明けました。
でも、人間は忘れる生き物だから、この特別な思いも、
いつか記憶の壺からなくなるかもしれない。
だから、言葉にしておこう。
元日の分厚い朝刊の文化面に「コトバと時間」という特集記事が載っていました。
太陽が昇ると昼、沈むと夜、自然のサイクルに人は言葉を割り振ってきた。
つまり言葉によって共通の時間を持ち、時間の捉え方を決めてきたわけで、
あらゆる事物は時間の経過とともに朽ちていくが、
言葉は時を超えて残りやすいと「時間の言語学」を研究する学者は話します。
さらに時間を逆光する映画「TENET」の字幕を
科学面から監修した物理学者の話が印象的でした。
ホットコーヒーの実物は1時間で冷め、1年後には蒸発して消えるが、
「ホットコーヒー」と書けば、熱々の一杯をいつでも思い浮かべられる、と。
そうなんだ。大切なこと、嬉しいこと、辛いこと、苦しいこと、
笑ったこと、泣いたこと、大きな出来事、些細な日常、
なんだって、書けば、いつでも思い浮かべられる、
けれど、書かないと、時間の経過とともにいつか消える。
「書く」ことは「話す」こと、その元となった「思考」や「過程」を
「空間に固定できる」と特集記事に書かれていました。
誰かに見せたり、発信したり、というためだけじゃなくて、
自分が自分のために、時と共に動く自分の心もようを、
時空にピン留めすること=書くこと。
書くと、心や感情の交通整理ができる。
時に制御できない気持ちは、整理しないまま書けばいい。
不安なこと、しんどいことは、書けばいい。書けば、必ず明日が来る。
言葉が時間を書き留めるんだ。
ちゃんと2021年が来た。
昨日から見た未来が、ちゃんと来た。
2021年、未来が来た!
どうぞ、皆さまにとって幸せな1年でありますように。
(写真は)
2021年1月1日
午前6時32分
氷点下の夜明け前。
東の空が曙色に染まっていた。


