台湾オマージュ①

いつか

きっと

必ずまた

旅したい

台湾オマージュ

このお正月は家で静かにゆっくり美味しく過ごしたい。

そんな2021年新年を寿ぐお料理を手作りしましたよ。

テーマはいつか、きっと、旅したい二つの旅先へのオマージュ。

それは、台湾とベトナム。

まずは愛してやまない美食の台湾オマージュ料理から。

大晦日から仕込んだ大作(笑)は「台湾風豚バラ煮込み」。

雑誌クロワッサンの「絶品 家中華」特集号のレシピを参考にしました。

コクと風味の隠れた立役者、紹興酒を使った本場の味、だそうで、

そうだ、確か、未開封の高級そうな紹興酒があったような・・・、

ストックルームを捜索していると、ありました~!

麗々しい赤と金の箱入りの紹興酒を発見。

同じく麗々しいボトルには「国宴 紹興花雕酒」なるラベルがあり、

さらに「北京人民大会堂国宴專用酒」と書かれています。

つまり、あの人民大会の宴会で出される紹興酒ってことね?

ボトルの首に掲げられた赤いメダルには「八年陳」とあり、

え~っと、酒齢8年ってことかぁ、結構熟成された紹興酒。

紹興酒は酒齢3~5年の若い酒はピリピリとしたアルコールの刺激と

爽やかな酸があるため麻婆豆腐などの油やスパイシーな料理と相性がよく、

濃厚な肉料理に適しているのは5~10年の中熟成酒らしい。

むふふ、まさに今回のお料理にぴったりではありませんか。

酒齢8年、適度なアルコール感があり、酸も減って口当たりがよく、

ボディ(力強さ)もある濃厚な味わいは最高の立役者となってくれそうです。

上質な北海道産の豚バラ肉の塊も事前予約したし、準備は万端。

さあ、お料理開始、といきたいところですが、

と、その前に、どうにも気になるのが「紹興花雕酒」って?

「雕」は「刻む」という意味の漢字ですが・・・?

なんか、特別な紹興酒なんだろうか?

気になると調べずにはいられないタチなもんで、サクサク検索。

ほほ~、なるほど、そういうことですか。

中国酒の分類上、米や麦などの穀類を原料とした醸造酒のことを

「黄酒(ホアンチュウ)」と呼び、長期熟成されたものだけが

「老酒(ラオチュウ)」と呼ばれます。

さらに、その老酒の中でも浙江省紹興で造られるものだけが

「紹興酒」を名乗ることが許され、さらにさらに

その「紹興酒」の中に「花彫酒」という分類が存在するのでありました。

花雕酒=花彫酒、ということ。

紹興では女の子が生まれると、上等の紹興酒をひと甕造って庭に埋め、

その子が花嫁になる日、掘り起こされて、甕にきれいな絵が描かれ、

披露宴の席で皆に習慣があり、このお酒が「花彫酒」と呼ばれたのですね。

今では愛称として用いられ、

長期間熟成された紹興酒を意味するようになったようです。

女の子を健やかな成長を見守ってきた「花彫酒」。

美しく育った花嫁の幸せな晴れの日にふるまわれる香り高いお酒。

なんとも素敵なストーリーを秘めた紹興酒ではありませんか。

「台湾風豚バラ煮込み」もう作る前から、成功の予感しかしない(笑)。

おっと、「紹興花雕酒」のお話だけで、本日はお時間となりました(笑)

台湾への思いをこめた絶品家中華のレシピはまた明日。

まじ、美味かったっす!

(写真は)

我が家のストックルームで

静かに待機していたお酒

「北京人民大会堂国宴專用酒

 国宴 紹興花雕酒」

華やかで濃厚な香り・・・♪