勝負サンドイッチ

できることは

これしかないから

一生懸命

思いをこめた

勝負サンドイッチ

新型コロナウイルス感染拡大の中で迎える受験シーズン。

中学受験は既にスタート、16日は大学入学共通テストが行われます。

受験生本人も家族も学校、塾関係者も不安を抱えた中での試練の季節。

新聞の教育欄に組まれた応援特集記事を我が事のように読みました。

「『大変だ』より プラス思考に」

各界で活躍する受験経験者2人の話が紹介されていたのですが、

お笑い芸人の小島よしおさんのメッセージがとても印象的でした。

沖縄県生まれの小島さんは早稲田大学教育学部卒、私と学部まで同じで、

勝手に親近感を覚えていましたが、記事を読んでますます共感。

高3まで野球に打ち込み、一浪で早大受験を決め、目標設定。

自分の集中力を分析し、夏まではバイトしながら単語や暗記中心で、

過去問には早くから取り組み傾向をつかみ必要な「筋肉」を効率的につけ、

夏以降は1日16時間、爆発的集中力で勉強したそうです。

目標を定め、自分の性格に合った計画を立て、寄り道せずに突き進む、

受験で培ったこのスタイルがその後の芸人生活を支えているそうです。

受験も、お笑いの世界も、絶対安心など誰も保証してくれない。

ましてや、このコロナ禍、受験生は不安ばかりが膨らんでしまいますが、

シンプルで力強いこのメッセージに勇気付けられますよね。

また、周りの大人たちも受験生に

あまり「大変だね」と言わないでほしいと言います。

「大変」「不利」「不安」などネガティブな言葉ばかりかけられると

どうしてもマインドがそっちの方に引っ張られてしまうと。

だから「大変だね」よりも

「条件はみんな同じ」「これだけ頑張ってきたんだから大丈夫」などなど

周りはプラスに考え、ポジティブな言葉をかけてほしいとか語っていました。

そうだよね、マイナスを数える暇はがあったら、プラスを数えよう。

もう10年近く前になる息子の大学受験のことを

今でも昨日のことのように、はっきりくっきり思い出します。

そうだったな~、どちらかといえばビビりの心配性の母だったけれど、

なるべくネガティブワードは封印していつも通りを心がけていたっけ。

受験するのは息子、母にできることといえば、

当日のお弁当を一生懸命作ることくらい。

本人リクエストの「カツサンド」を前日の食パン選びから必死になって

おいしく食べやすく胃腸の負担にならないよう作ったっけな~。

小島さんともう一人メッセージを寄せていたのが

「東大王」出演者の鈴木光さんでしたが、

彼女の「私の勝負飯」が、奇しくも「母手作りのカツサンド」。

センター試験の直前にお母さんが作ってくれたそうです。

鈴木さんのお母さんも食パン選びから走り回ったのかしら。

肝心の息子はセンター試験など過去の出来事。

母渾身の勝負サンドイッチ「カツサンド」の記憶など

頭の片隅にも残っていないようなきがしますが(笑)。

まあ、勝負飯なんて、忘れるくらいでいいのかもしれません。

ちなみに小島さんの勝負飯は「くんち丼」。

沖縄料理店を営んでいたお母さんのオリジナルで、

豚の三枚肉を煮込んだラフテーにキムチを載せた丼だそうです。

浪人中は毎日食べていたスタミナ源だとか。

今でも受験シーズン、と聞くと、反射的にカツサンドが脳裏に蘇る。

母の一方通行の思い出でもいいんだ。

できることは、あれくらいだったから。

いとしの勝負サンドイッチ。

(写真は)

ショコラティエ・マサールの

チョコ掛けクッキー♪

受験弁当にも、

チョコ忍ばせたな~。