パープルパワー
赤+青=融和
紫色のコートに
希望をこめて
未来を作るのは
パープルパワー
第46代米大統領にジョー・バイデン氏が就任しました。
就任演説では「民主主義が勝利した」と宣言、
新型コロナウイルス感染拡大や社会の分断といった国難を克服するため、
「全力を注いで米国を結束させる」と表明し、
就任初日にWHO脱退の撤回など17の文書に署名、
バイデン新政権が始動しています。
厳戒態勢のワシントンで行われた就任式典は
感染対策と厳しい警備のため歴代の式典とは様変わりしましたが、
レディー・ガガの圧倒的な国会斉唱には心底感動しました。
濃紺と赤のドレスの胸元にあしらわれた金色の鳩のブローチも印象的で、
いまにも希望の翼をはためかせて飛翔しそうだった。
そして、ドレスといえば、カマラ・ハリス副大統領。
初の女性副大統領となった彼女が就任式で身にまとったのは
鮮やかな青紫色のコートとドレスでありました。
青+赤=融和のメッセージが込められているのでしょう。
民主党のシンボルカラーの青と共和党のシンボルカラーの赤が
力を合わせて融和すれば美しい紫になる。分断から融和へ。
今のアメリカに最もふさわしいシンボルカラーはパープル。
ファッションでメッセ―ジを明確に伝えたと言えます。
パープルパワー。
紫という色は古代から洋の東西を問わず高貴な色とされてきました。
前漢の武帝はことさら紫を好み、自らの住まいを「紫宸」と表し、
中国では紫が最高位の色とされてきました。
日本でも聖徳太子が制定した冠位十二階で最も高位の色は紫。
「すべて、なにもなにも、紫なるものは、めでたくもあれ。
花も、糸も、紙も」と記すほどに紫色にぞっこん。
紫式部が描く「源氏物語」には藤壺、紫の上と
作者も登場人物も紫で染めあげられているというようなことが
「日本の色辞典」に書かれていました。
さらに西洋に紫色をもたらしたのは古代フェニキアの人々。
海洋民族だった彼らは貝で紫色を染めていました。
アクキガイ科の貝の内臓にあるパープル腺から取り出した液に布をつけ、
それを太陽に当てると不思議な紫色に染まるのだとか。
この貴重な貝紫染めはギリシャ・ローマの王たちに愛され、
「帝王紫(ロイヤル・パープル)」と呼ばれるようになっとそうです。
古代は高貴な人々にしか許されなかったパープルは、
時を経た2021年のアメリカでは、
すべての人々を結束させるシンボルカラーとなっています。
融和と民主主義を守るパープルパワー。
美しい紫色が目に沁みる就任式でした。
(写真は)
さまざま具材が融和(笑)
超久しぶりのコンビニおでん。
お昼食べ損ねて駆け込みゲット。
空きっ腹に沁みた(笑)

