惚れずにはいられない
はやぶさ2
君をみていると
もう、
惚れずには
いられないよ
「百点満点で、一万点です!」
ニュースでこんなに晴れやかな言葉を聞いたのはいつ以来だろう。
感染拡大に惑い憂い警戒を呼び掛ける顔や表情ばりの昨今、
本当に、久しぶりに、希望に満ちた嬉しい嬉しいニューですね。
「はやぶさ2 カプセル無事帰還」。
朝刊各紙の一面特大トップを飾っていました。
小型惑星探査機「はやぶさ2」が地球の重量圏に帰還し、
小惑星「りゅうぐう」の砂が入っているとみられるカプセルを送り届け、
無事、カプセルはオーストラリアの砂漠で回収され日本へ向かっています。
すごいぞ、やったぞ。はやぶさ2。
打ち上げから6年=2195日間、52億4千万kmに及ぶ探査の旅、
数々の苦難、アクシデントを乗り越え、ミッション完了。
運用チームを率いた津田プロジェクトリーダーの言葉が実に印象的。
「はやぶさ2」のミッションに関して点数を問われると、
「百点満点で1万点です!」
「私たちは、玉手箱を、舞い下ろすことができました。完璧だった」と
力強く、達成感に満ちた表情で語っていました。
頑張った人の、本当にいい顔で、画面で見ているだけで、
こちらも希望や勇気が湧いてくるような言葉と笑顔ででした。
偉業は新しい表現で語られました。「舞い下りる」。
はやぶさ2から分離されたカプセルが漆黒の夜空に火球となって
それは鮮やかな眩しい光の軌跡を描くさまは、確かに「舞い下りる」です。
偶然「舞い落ちた」わけではなく、綿密で緻密な計算、準備によって
完璧にコントロールされ「舞い下りた」のであります。
新しい挑戦は、新しい言語表現をも生み出すのですね。
回収されたカプセルに入っている可能性が高い「りゅうぐう」の砂は
46億年前に太陽系が生まれた当時の姿を留めていると考えられているそうで、
太陽系の歴史や地球生命の起源を解き明かす鍵になるかも、なんて、
もう、わくわくする話に気を取られていましたが、はたと気づいた。
で、「はやぶさ2」は?帰ってこないの?
いや、凄い、さらに驚いた、二度惚れした。
「はやぶさ2」本体はカプセルを分離した後、地球に衝突する軌道から離れ、
新たな探査の旅に出発していたのですね。目指すのは地球と太陽の間を回る、
直径30mほどの小さな小さな小惑星で、さらに100億kmを飛んで、
到着予定は2031年、11年後なんだそうです。
カッコイイ、人類に希望と勇気を与える一大ミッションをやり遂げ、
地球がカプセルカプセルと大騒ぎしている間に、
速やかに次なる遥かな旅に旅立っていたなんて、「はやぶさ2」、
宇宙オンチの、理数系全くダメなアタシですが、惚れました!
11年後、今より確実に老けていますが(笑)、
あなたの勇姿を遠い地球から見守りたいと思います♪
なんて、晴れやかな気持ちで朝刊をめくっていると、
今の気分にドンピシャの新聞広告を見つけました。
「はやぶさ2、君を見ていると 応援せずにはいられないよ」
わっかる~、おなじみのあのボトルの写真とさらにコピーが続く。
「次の旅に向けて ファイト イッパーツ!」。
週明け月曜日、
日本中のみんなが「はやぶさ2」に勇気をもらって
ファイトイッパーツ!元気に新しい1週間のスタートをきれそうです。
ありがとう、今はどのへんを飛んでいるのかな?
あなたを見ていると、惚れずにはいられない♪
(写真は)
お歳暮でいただいた
栗の名産地岐阜県中津川銘菓
「栗きんとん」
ちょっと小惑星に見えてくる?

