まさかのロボ
へっ!?
いったい、
何が起こったの?
想像を超えた
まさかのロボ
いや、人生、まったく想定外の出来事があるものです。
信じこんでいた「当たり前」が覆された時、人はなすすべもなく、
ただ茫然と目の前の事象を眺めるばかり。
そして、おのれの間抜けっぷりに、笑うしかなかった。
それは先日の年に一度の健康診断の後のこと。
誰もが憂鬱な胃バリウム検査を乗り切り、
その後の色々な展開(笑)に支障をきたさないために
「早めにしっかり食事をとること」との注意事項に従って
検査機関の近くになった「やよい軒」へ。
ふだんは外で定食類を食べることはまずないのですが、
「しっかり」めの食事となればサンドイッチやパスタよりも、
ご飯、味噌汁、おかずが勢ぞろいの和定食だろうと、
初めて「やよい軒」へ足を踏み入れたのでありました。
女性一人でも気兼ねなく入れる人気の定食屋さんとあって、
店内は明るく、アクリル板や消毒液など感染対策もばっちり。
近くのオフィスビルで働いているらしい女性や
ネクタイ姿の男性など一人客が静かに食事をとっています。
ほっ・・・ここなら初心者も安心して食べられるわ。
と、窓際の明るい席へ座ったところで店員さんがやってきた。
「あの、申し訳ございません、先に食券をご購入いただけますか?」
あ、そーでしたか!知らなかった~(汗)!
言われて見れば、確かに、入り口に2台の食券機があった。
全然気がつかなかったわぁ。
あわてて食券機に向かい、戸惑いながら何とか注文確定したのは
「焼魚と茄子味噌炒めの定食」。
栄養バランスと「しっかりめ」の条件を満たしているでしょ?
店員さんに食券を渡し、注文ミッション完了。
ふ~、ほっとしたところで、そうそう、お茶お茶。
店内の中央に給茶機らしき機械と湯飲みが置かれています。
なるほど、あそこでセルフサービスってことね。
「やよい軒」システムにも慣れてきたわよ。
自信満々、常連客気分で段々に積まれた湯飲み軍団から一つ取り、
給茶機のノズルの真下、円が描かれた場所に湯飲みをセッし、操作ボタンをオン!
と、次の瞬間、信じられないことが起った!
えっ!ええっ!?えええ~~~~~!?!?!?
湯飲みに、真白い、ご飯が注がれている!?!?
お茶が出てくるはずのノズルから、
微妙にコントロールされたスピードで
白いご飯が、注がれたのです。
湯飲みにこんもり注がれた白いご飯。シュールだ。
あふれることもなく絶妙なタイミングで給ご飯?は止まった。
いや、ぶったまげた。人生で3本の指に入るぐらい、びっくりした。
だって、お茶が出てくると思ったら、まさかのご飯、ですよ。
しばしフリーズした脳と体を何とか再起動、
我に返って給茶機と思われた機械をよく見ると、
「おかわりごはん使用法」・・・!
そうです、ごはんおかわりロボ、だったのです!
「やよい軒」が今年6月から全国の店舗に順次導入した最新ロボ。
2018年から厨房内で使用していたごはんの自動盛り付け機を
「おかわりを店員さんに言いにくい、面倒だ」などの声を受けて、
お客様用として検証、開発、感染症対策にも有効だということで
ごはんお代わりロボの登板となったのだとか。
この最新ロボ、ごはんに空気を含ませ、ふんわり盛り付けるため、
少しずつごはんが落ちてくるように設計されているそうで、
確かに、そうだ、私の湯飲みにも、
それは見事にふんわり盛り付けられている(笑)
いやぁ、幾つになっても、世の中、まだまだ知らないことばかり。
まさかね、定食屋さんで湯飲みにごはんを盛ろうとは。
いまどき定食屋さんの進化っぷりは想像をはるかに超えていた。
まさかのロボに、バリウムのことなどすっかり忘れた(笑)。
こんもり、ふっくらごはんが盛られた湯飲みを手に、
「すみません、初めてなもので、こんなことになっちゃいました」と
懺悔、白状、潔く自首(笑)したところ、
「あ~、はいっ!大丈夫ですよぉ~」と笑顔で受け取ってくれたました。
こういう事件を起こす初心者は私だけではないようなニュアンスがあったような?
「やよい軒」初心者へ告ぐ。
お店の中央に鎮座する機械をよ~く確かめてから
お茶を注ぐように。
まさかのごはんおかわりロボの可能性、大ですよ(笑)
(写真は)
まさかのロボ事件後、
「やよい軒」で完食。
焼魚と茄子味噌炒め定食。
美味でした♪



