ちばりよー赤瓦

あれから

そうだ

1年経った

日本中が応援してるよ

ちばりよー赤瓦

我が家愛用の沖縄JTAカレンダーなどを求めて、

札幌大通地下街のわしたショップでお買い物後、お店を出た時のこと。

いつもは沖縄のリゾート風景写真や泡盛の甕などが飾られている、

大きなショーウインドウに、首里城があった。

カラフルなピースで象られた首里城のモザイク画でした。

沖縄のシンボルである首里城の正殿が焼け落ちた火災から1年。

遠く離れた北海道から募金したり、わしたショップにも通いましたっけ。

せめて沖縄県産品を購入することで応援したくて。

そうだ、あれから、1年が経ったのですね。

2022年に本格着工する再建工事に向けて、

あらゆる人々が英知と努力を結集して歩み始めています。

そうだ、ますます、わしたショップに通って沖縄ショッピングしなくちゃ、

な~んて一人盛り上がった視線の先に、美しい赤色の瓦が・・・!

「2019年10月に焼失した首里城の瓦」

10月31日、夜空を紅蓮の炎が染めたあの日焼け落ちた首里城の瓦です。

ガラスケースの中に置かれた3枚ほどの赤瓦は

おそらく灼熱の炎の直撃からは辛くも免れたものの一部でありましょう。

沖縄の青い空、眩しい太陽に映え照り輝いていたあの赤瓦。

こうして間近に見ると、本当に美しい独特の赤色をしています。

「クチャ」と呼ばれる沖縄特有の泥岩に赤土を混ぜて焼いた瓦は

クチャの鉄分が酸化して鮮やかな朱色に仕上がるのだそうです。

正殿だけで6万枚、全体で約30万枚も使われた首里城の赤瓦は

前回復元時、平成26年に死去した瓦職人の故奥原宗典さんが焼いたもので

あれほど艶のある赤瓦を再現するのは不可能と言われています。

そのため再建工事では焼け残った赤瓦のうち状態のよいものを再利用する方針で

札幌のわしたショップで展示されている瓦もその一部と思われます。

確かに、目の前の赤瓦はそれはきれいな状態を保っています。

実はこの赤瓦一枚一枚にも首里城再建にかける

多くの人々の心が宿っているのでした。

先日沖縄県のHPを眺めていて、こんな募集記事を見つけました。

「首里城赤瓦の漆喰はがしボランティア実施について」

首里城再建に向けた作業が日々進む現場近くで破損瓦処理の一環として

今後再利用の可能性がある赤瓦の漆喰を剥がすボランティアを募集するもの。

「募集再開」とありますから、これまでも何度か行われていたのかも。

今回の作業期間は10月24日から12月25日までだそうです。

作業内容が写真入りで紹介されていました。

首里城北殿、南殿で使われていた赤瓦のうち、

形状を保っている瓦に付着している漆喰をスクレーバーやワイヤーブラシで

一枚一枚手作業で丁寧に剥がしていくという作業。

青空に映える赤瓦と白い漆喰のコントラストは沖縄らしい原風景ですが、

白い漆喰は度々襲ってくる台風で瓦が飛ばされないようにするための知恵。

なので、多分、とっても頑丈にくっついているはずだから、

漆喰剥がしの作業は、けっこう難儀な手作業と想像できます。

さらに再利用で補いきれないため、

新たに10万枚以上の赤瓦を制作する必要があるそうですが、

難しい再現作業に意欲を燃やす職人さんたちも少なからずいるようで、

プロからアマまで英知と努力を結集して首里城再建に向けて歩み始めています。

がんばれ。

ちばりよー。

沖縄のシンボル首里城よ。

赤い瓦があきらめない気持ちを伝えてくれた。

わしたショップの

ちばりよー赤瓦。

誰かが一生懸命

漆喰を剥がした痕がいとおしい。

(写真は)

札幌わしたショップ

ウィンドウの中の再建。

首里城焼失にも耐えた赤瓦。