冬の恋人
甘く
とろけて
ちょっぴり
ほろ苦い
冬の恋人よ
「冬に恋しいチョコレート」。
朝刊に挟まれていた生活情報誌の一面コピーに思わず胸キュン♪
白い雪の季節の訪れとともにより一層おいしく感じられるチョコ特集、
そうだ、冬だから、チョコが恋しい。
クリスマスや年末年始、年が明ければバレンタインと
甘くとろけて、ちょっぴりほろ苦いチョコレートを
贈ったり、贈られたり、自分ご褒美に買ってみたり、
1年の中でもチョコの消費金額が増える時期ですよねぇ。
なぜ、われわれは、チョコレートに惹かれるのか。
チョコの専門家、食品物理学の教授が解説によると、
おいしさの秘密、その決め手は「テクスチャ―」&「スナップ」、
滑らかな口どけを醸し出すテクスチャー(食感)と、
パキッと割れる硬さ(スナップ性)なんだとか。
チョコ独特のテクスチャー&スナップ性を決めるのはココアバター=カカオ脂。
その結晶は、融点、密度、結晶型などが異なる6つのタイプに分類され、
おいしいチョコレートの結晶はその中のⅤ型、なんだそうです。
人間の口中の温度に近い33℃前後で溶けだす性質を持つタイプで、
±1~2℃の正確な温度管理が必要な職人のテンパリング(調温操作)によって
生み出されるもの、繊細でデリケートな工程が欠かせないのです。
そう、おいしいチョコは、33℃前後で溶けだす。
だから、高温多湿の日本では、
昔は夏場にチョコレートはあまり売っていなかったのです。
溶けると品質が変わってしまうため、チョコは、基本的には
涼しい時期、冬の食べ物、だったのですね。
日本のお菓子メーカーが冬に新作を発表するのはこの名残り。
冷蔵技術や流通方法が発達し、暑い夏でも品質管理が可能になった今でも、
やはり、チョコの新作は冬が主流、今もチョコは冬の恋人、なんですね。
そういえば学生時代にある有名洋菓子ブランドの売り場でバイトしていた時、
人気のチョコをコーティングした商品は夏場は取り扱っていなかったなぁ。
「夏も作って売れば儲かるのに」と浅はかな学生バイトは思いましたが(笑)
おいしいチョコの決め手は、33℃で溶けだすⅤ型ココアバター、ですから、
そうよね、暑い夏、いかにお中元の稼ぎ時でも、看板商品は、作れない。
品質をキープできない夏は作れない、作らないのが信頼の証なのでした。
チョコは、今も昔も、冬の恋人。
冬だから、雪が降ったから、
甘く、とろける、ちょっとほろ苦い、チョコが恋しくなる。
冬の恋人は、スーパーやコンビニで売ってます(笑)
(写真は)
艶やかなチョコレートケーキ
先日立ち寄ったカフェ、
メニューの写真に一目惚れ、
オーダーしちゃった♪



