あの言葉はいま

ああ・・・

スポーツの熱狂、

美味しいグルメ、

爽やかな笑顔も、ない。

あの言葉はいま・・・。

やっぱりね。そうだと思いましたよ。

コロナコロナコロナで席巻。

昨日発表された2020新語流行語大賞の候補30語の半数以上が

新型コロナウイルスに関連しておりました。

「新しい生活様式/ニューノーマル」「アベノマスク」「アマビエ」

「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」

「クラスター」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」

「Zoom映え」「ソーシャルディスタンス」「テレワーク/ワーケーション」

「濃厚接触者」「PCR検査」

まさに、コロナコロナコロナ、で埋め尽くされています。

コロナ関連以外の言葉もノミネートされていますが、

ピンとくるのは「顔芸/恩返し」「総合的、俯瞰的」

「鬼滅の刃」「あつ森」・・・あたりまでが、野宮的限界(笑)

「カゴパク」「時を戻そう(ぺこぱ)」「まぁねぇ~(ぽる塾)」、

もうスマホで検索しないと、意味が分からない(笑)。

へ~、スーパーの籠ごと持ってっちゃうんだぁ~、

ほぉ~、ぺこぱにぽる塾、人気のお笑い、なんだぁ~、と、

調べてはじめて理解できる段階で、私的には流行語、ではない(笑)

あらためて、新語流行語大賞の定義を確認すると、

「1年の間に発生したさまざまな『ことば』のなかで、

軽妙に世相をついた表現とニュアンスをもって、

広く大衆の目、口、耳をにぎあわせた」言葉、だそうだ。

う~ん、やはり、圧倒的に「濃厚接触者」「クラスター」「3密」等々、

軽妙、とは言い難いですが、今年一年、全世代の目と口と耳を賑わせ、今も賑わし、

そしておそらくは来年以降も残念ながら暮らしに密着し続ける可能性がある。

北海道では昨日過去最大119人の感染が確認されたしね・・・。

さらに今年はもうひとつ、ある傾向が。

スポーツ関連の言葉が一個もノミネートされていないのです。

去年2019年の流行語大賞は「ONE TEAM」、トップ10に

「スマイリングシンデレラ/しぶこ」ワンチーム」がランクインしていますが、

今年はスポーツ関連は、ゼロ。

これもある意味、コロナ関連現象。

2020東京オリンピック・パラリンピックは1年延期、

野球もサッカーなどプロスポーツも軒並み中断を余儀なくされましたものね。

今年のスポーツ界、印象に残る言葉は生まれにくかったわけで。

ラグビーW杯に沸いた去年が遠い昔のように思えてきます。

誰もがワンチーム、ジャッカルと無邪気に盛り上がっていたのにね。

「タピる」と空前のブームだったタピオカ人気も、急降下、っぽいし。

この1年、舞台転換したかのように世界が劇変したことを痛感します。

「あの人はいま」。

かつて一世を風靡した有名人の今を追う余計なお世話企画がありますが、

劇変するスピードに、時として、言葉が置いてけぼりになるようだ。

「タピる」「令和」「パプリカ」・・・つい1年前の流行語、なのよねぇ。

ああ、あの言葉はいま。

(写真は)

おやつの

シュークリーム

時が経っても

愛される定番に

ほっとする。