秋の飛行機雲

薫風の五月も

青葉の六月も

疾風のごとく駆け抜け

燃える十月も逃げきった

秋の飛行機雲よ。

キミは、凄い!

競馬のG1第81回菊花賞は1番人気のコントレイルが優勝。

今年の皐月賞、ダービーに続いての勝利で三冠制覇を達成、

デビュー以来7戦7勝、無敗での三冠制覇は

父のディープインパクトに次いで史上3頭目の快挙であります。

お父さんも凄かったけど、コントレイル君、キミも凄い。

凄いだけじゃなくて、とっても興味をそそられるお馬さんです。

生まれてから半年間お世話をした新冠町の牧場の担当者によると

「きれいな馬体で恰好良く、従順で扱いやすい馬」だったと

今朝の北海道新聞の記事が伝えていました。

イケメンの素直ないい子ちゃんだったコントレイル君、

「こんなに走る馬になると思わなかった」そうですが、

なんとなんと、皐月賞、ダービー、そして菊花賞の三冠制覇。

そのレースっぷりが、なんとも個性的で、面白い。

印象に残るのが、6月のダービー。

最後の直線、残り300mでライバルを抜き去り一気に先頭に。

この時福永騎手がある異変を感じたそうです。

レース後、こう語っています。「遊んじゃうんですよね」。

前にほかの馬がいなくなり、集中力が途切れて「遊んじゃった」。

競馬用語で「ソラを使う」という現象らしいのですが、

大勝負のレース中に遊んじゃうなんて、

なんという大物感、同時に、なんとも憎めない、可愛いお馬さんだな~と

とっても印象に残っていたのです。

が、今回の菊花賞はダービーの3馬身差とはうって変わったクビ差。

瞬発力の良いコントレイルの長所があだとなったようで、

福永騎手によるとゴールまで残り1200mもある向こう正面でエキサイト、

反応がいい馬ゆえに馬群のスペースを見つけると

グングン入っていこうとしたのだそうです。

菊花賞は距離3000m、そこで余分なエネルギーを使ったために、

最後の直線でいつものスパートができず2着のアリステレスに

最後まで粘られてのクビ差、だったらしい。

それでも勝てちゃうのが「コントレイルの底力」と称賛していました。

う~ん、やっぱり、面白いな~、コントレイル君。

余裕かまして遊んじゃったり、

かと思えば、スペース見つけると我慢できずに飛ばしちゃったり、

従順ないい子だったはずが、いい意味でやんちゃ、それでいて、勝つ。

なんと魅力的な三冠馬でありましょうか。

競馬の世界では「皐月賞は速い馬、ダービーは運のいい馬、

菊花賞は強い馬が勝つ」と言われているそうです。

新冠生まれの素直なイケメン君、コントレイルは

速くて、運が良くて、強くて、面白いから、目が離せない。

「最高傑作」「日本競馬の宝」「神様からの贈り物」などなど

今朝のスポーツ面にはコントレイルを讃える称号が並んでいました。

体調が整えば11月29日のジャパンカップで現役最高のアーモンドアイ、

無敗で3歳牝馬三冠を達成したデアリングタフトとの対戦が実現する、かも。

晩秋に向けてちょっと競馬が楽しみになってきた♪

コントレイルとは「飛行機雲」という意味。

遊んで、飛ばして、キミらしく青空を駆け抜けろ。

予測不能で、負けない馬。

キミに一目惚れ♪

(写真は)

菊花賞の日曜日

札幌は紅葉真っ盛り。

住宅街の紅葉が美しい。