柑橘色の思いやり

甘酸っぱく

爽やかに

ただいまとおかえりを

言い合えるように

柑橘色の思いやり

素敵な言葉を耳にしました。

「シトラスリボンプロジェクト」。

新型コロナウイルス感染拡大によって生まれた

差別や偏見を食い止めようと

愛媛県の有志たちが立ち上げたプロジェクトです。

柑橘の産地愛媛らしいシトラス色の材料で

ひとの居場所である「地球・家庭・職場」を三つの輪で表す、

「シトラスリボン」を自由な発想で表現し、身に着けたり、

人目に触れる場所に提示したり、身近な人に手渡したりして、

エールを贈りあいたいというもの。

患者や家族、医療従事者やエッセンシャルワーカーへの差別、偏見に

心を痛めた松山市民有志6人が、今年4月、地域に元来あるやさしさを

「ちょびっと」ずつ、じんわり伝えていこう「ちょびっと19+」を結成、

ウイルスに感染しても誰もが笑顔で暮らしを取り戻せる社会をめざす願いを

柑橘=シトラス色のリボンに託したのでした。

シトラスリボンの色や材質は創意工夫で自由にチョイス、

地域・家庭・職場を表す三つの輪を飾り結びなどで作ればOK。

胸につけたり、おウチの玄関や郵便受けに飾ったり、

なかなか会えない誰かさんに「元気ですか?」と贈るのも素敵。

リボンやロゴで伝えたいのは、二つの言葉。

「ただいま」そして「おかえりなさい」。

感染症にかかっても、この二つの言葉が言い合えるまちなら、

安心して検査や治療を受けることができるし、

それが感染拡大を防ぐことにもなりますよね。

シトラスリボンは柑橘のまちから全国に広がり、

シトラスリボンをマスクにプリントする人や、

日本伝統の水引細工で三つの輪を作る人、

ガス容器にロゴシールを張るLPガス会社など

さまざまな場所で甘酸っぱくて優しい動きが浸透しているそうです。

愛媛、松山。

そうだった、街も人も言葉も空気も、本当に穏やかで優しかった。

柔らかな伊予弁の響きが耳にとっても心地よかった。

「もいたよ~」「おかえりたなもし」。

シトラスリボンが優しく揺れる。

(写真は)

シトラスリボン、

の代わりに

お洒落系レモンケーキ。

柑橘で心癒される。