南北京ブレンド焼き
ところ変われば
味噌も変わる
手前味噌を
合わせればもっと美味
南北ブレンド焼き♪
天高く、鮭肥ゆる秋、となるか。
北海道の秋鮭漁が始まっていますが、
9月中旬現在、年間漁獲量が過去最低基準を記録した昨年を
さらに下回る低調な出だしとなっているようです。
秋刀魚に、秋鮭、どこへ行った・・・。
前年比8%減という鈍いスタートとなりましたが、
それでも、秋は秋、ご近所スーパーの鮮魚売り場のケースには
連日、美しいサーモンピンクの秋鮭が並んでいます。
切り身と目が合ったら(笑)買わずに帰れません。
さっそく厚めの切り身を2パック大人買い。
我が家の好物、自家製西京漬けを仕込みました。
軽く塩を振って余分な水分を臭みを抜いてきれいに水分をふき取り、
さあ、マイ味噌床を合わせましょう。
本場京都の西京味噌は普段使いにはやや高級なので、
手頃な北海道産白味噌がまだ残っていたはずよねぇ~。
っと・・・ありゃりゃりゃ、またやっちまった・・・!
手に取ったパックの中は残り少な・・・絶対、足りない(涙)。
ええ~い、しょうがない、お味噌汁用のこれ、使っちゃおう。
甘みと旨みと塩味のバランスが気に入って長らく愛用しているお味噌、
大麦麹をふんだんに使った九州は大分産の麦味噌、であります。
北海道産白味噌と九州の麦味噌に酒、味醂、少々のお砂糖を加えた味噌床に
秋鮭を漬け込んだら自家製西京漬けの仕込み完了。
ここまでを前日に作業しておけば、
1~2日後にはとびきりの秋鮭西京焼きが楽しめます。
多めに仕込んでおいて、食べきれない分は冷凍も可能。
そのまま焼いても、長葱やきのことホイル焼きにしてもOK。
昨日の土曜ランチでは、まずそのまま焼いて頂きましたよ。
2020秋鮭の自家製西京焼き、魚焼きグリルから香ばしい匂いがしてくる~。
ペーパータオルをお魚と味噌床の間にはさんでおけば、べったり味噌がつかず、
ちょっと日本料理屋さんみたいに焦げ付かずきれいに焼き上がります。
さらに一段深かまったサーモンピンクが食欲をそそります。
さあ、さっそく、一口、ぱくり。
う~ん・・・!美味じゃあ~・・・味蕾細胞が秋を感じるぅ。
白いご飯にも、お酒のおともにも合うように、
甘すぎずちょっとキリっとした合わせ味噌にしてみたのですが、
むふふ、自画自賛お許しください。アタシ完璧(笑)。
時鮭やキングサーモンなどに比べると秋鮭は脂ののりは少なく、
シンプルな塩焼きではややぱさぱさしがちなのですが、
西京漬けにすると、身はふっくら、旨みがさらに増すのですね。
フライやバター焼きも美味しいけれど、西京焼きもおススメ。
・・・ん?・・・西京・・・じゃないか(笑)
西京焼きの「西京」とは京都の西京味噌のこと。
華やかな王朝文化が栄えた京の都で生まれた、米麹をたっぷり使った
こっくり甘口で塩分抑えめの白味噌が、明治維新で都が江戸へ遷都され、
「東京」となり、それに対して京都を「西京」と呼んだことから、
「西京味噌」と言われるようになったもの。
で、我が家の今季自家製秋鮭の西京?焼きのお味噌は
北海道産白味噌と九州産麦味噌のブレンドなわけですから、
さしづめ「北京(ほっきょう?)」+「南京(なんきょう?)」、
まあ、南北京レンド焼き、ってところでしょうか(笑)
日本全国、美味しい手前味噌がある。
手前味噌と手前味噌を合わせれば、さらに美味しくなる。
味噌と味噌、都と都、村と村、人と人、
手をつなげば、きっと素敵な掛け算が生まれる。
秋鮭をつつきながら幸せな気持ちになった秋の週末。
(写真は)
2020秋鮭の自家製西京焼き。
というか、
南北京ブレンド焼き?
冷えたカヴァにも合います♪

