乗り越える

ありのままを

認めて

考えて

自分の壁を

乗り越える

爽やかで晴れやかな紙面。

昨日14日の北海道新聞夕刊の1面を飾ったのは

2人のあっぱれな日本人選手、日本人監督の活躍でありました。

おめでとう、大坂なおみ選手、黒沢清監督。

大坂なおみ選手が全米オープンで2度目の優勝を果たし

ベネチア国際映画祭で「スパイの妻」の黒沢清監督が監督賞に輝きました。

久しぶりに思い切り喜べる嬉しい嬉しいニュース2連発、

朝刊休館日だった分、夕刊1面に喜びが爆発していました。

特に大坂なおみ選手の優勝は、本当に感慨深いものがありますね。

初制覇の2年前は相手のS・ウィリアムズ選手が再三審判に抗議し罰則を受け、

晴れ舞台になるはずの表彰式では激しいブーイングが起きる異様な雰囲気になり、

「私が勝ってごめんなさい」と流さなくていい涙を流したあのときから、

さらに強く、たくましく、人々の想像をはるかに超える進化を遂げていました。

「私はアスリートである前に1人の黒人女性。私のテニスを見るよりも

もっと注意を向ける大切なことがある」

ひとつ前の大会では人種差別に対する抗議の意思を力強い言葉を示し、

今大会優勝に際してはこんな言葉を残しています。

「祖先に感謝したい。彼らから受け継いだ血が体中を巡り、

絶対負けるわけにいかないと思い起こさせてくれた」。

22歳のアスリートの言葉には、世界を動かす力がある。

2年前、優勝したのに、いわれないブーイングで涙した女の子は、

もう、ここにはいない。

厳しく鍛錬された肉体に強靭な精神力が宿った女性が微笑んでいた。

進化した大坂なおみ選手を支えたのはチームなおみ。

フィテッセコーチに中村豊フィジカルコーチなど彼女の潜在力を

心身共にバランスよく引き出すプロフェッショナル集団。

彼らの言葉の力もまた凄いかった。

今大会でも何度か自身のプレーにいらつき、

ラケットを投げてしまう場面がありましたが、

試合後に彼らは彼女にこう語りかけたのだそうです。

「ラケットを投げてしまったけれど、

君はそれを乗り超えることができたね」。

どうしてラケットを投げてしまったのかと詰問したり、

あれは良くなかったと責めたり、糾弾したりはしない。

単に起きてしまったことを評価するのではなく

それを乗り越えたことを認めてあげる。

これが超一流のコーチングというものでしょうか。

ああ、もっと早く知りたかったな~。

子育て中にこんな言葉かけができていたらな~。

今更だけど、ごめんね、小さかった息子よ(笑)。

母ちゃん、やっぱり、叱り過ぎていたようだよ。

失敗よりも

乗り越えたことを認める。

勝利のまわりには素敵な言葉がある。

大坂なおみ選手の進化は、止まらない。

(写真は)

大坂なおみ選手、

優勝インタビューで答えた

今食べたい物は「鉄火丼」

北海道のイカ煮も美味しいよ♪」