ものすごい鯖
ぱりっ
ふっくら
まろやかで
奥深い旨み
もの凄い鯖!
あ、夏が行く、秋が来る。
空気がはっきり、変わってきました。
高い空の上で季節のバトンタッチが進行中ですね。
夜明けが遅くなり、涼やかで乾いた風がカーテンを揺らしています。
夏が最後の気力を振り絞ったような厳しい残暑から一転、
今朝は一気に秋の気配をはっきりくっきり色濃く感じます。
ほっとするような・・・ちょっと淋しいような・・・
お祭りも花火もビヤガーデンもなかった今年の夏よ、
お疲れさま、さようなら。
で、こんにちわ、秋、であります。
はい、味覚の秋、食欲の秋でありますよ。
まあ、年中無休で食欲旺盛なのですが(笑)、
今週2日連続で超グルメなお昼定食をいただきました。
お店の名前は「定食屋 亘(わたる)」
大通西14丁目のビルの地下1階にある知る人ぞ知る人気店です。
なんとメニューは、たった三つ。
選りすぐった絶品の定食3品をめがけてお客さんが詰めかけるのでした。
白い暖簾と白木の看板がすがすがしい店構え。
店内もシンプルなテーブルと椅子が並ぶ清潔で落ち着いた雰囲気です。
席に落ち着き、つい習慣でお品書きを探しますが、卓上にはない。
そうだ、そうだった、ここは3品一本勝負のお店だった。
ぐるりと壁を見渡すと、お品書きの紙が3枚、控えめに貼られています。
「鯖定食」「焼き穴子丼」「親子丼」の三つ。
平日のランチタイムだけという限られた営業時間に、
厳選された限られたこの三つのメニューのみという潔さに既に感動。
まず初日、一日目は、「鯖定食」を注文。
巷の噂では、とんでもなく旨い、別格の鯖、らしい。
ちょっとドキドキわくわくしながら待っていると、優しそうなおかみさんが
「お待たせしました、鯖定食です」とお盆を運んできてくれました。
おおお~、焼き目が美しい鯖がど~んとメインをはっています。
オーダーが入ってからじっくりじわじわ丁寧に焼かれたことが一目でわかる。
さっそく、焼きたての熱々の鯖に箸を入れると・・・ぱりっ!
芸術的な焦げめをまとった皮から心地よい感触が伝わってくる。
白状すると・・・もうこの時点で・・・早くもお口の中によだれが(笑)
ぱりぱりの皮とふっくらした身を一緒に・・・ぱくり・・・!
うっひょ~~~!!!超絶旨い!!!
ほど良い脂、濃厚で奥深い旨み、いまだかつて遭遇したことのない鯖だ。
・・・これは・・・もの凄い鯖だ。
一体、キミは何者?
息を整えて(笑)壁のお品書きをもう一度ガン見する。
「茨城県『越田商店』 鯖定食」と添え書きされていました。
主役の鯖の干物は茨城県の「越田商店」が作ったもので、
そのあまりの美味しさに鯖を卸している水産会社の社長さんが、
「もの凄い鯖」という別名をつけた逸品なのでありました。
本当に、名実ともに、もの凄い鯖、だったんだ!
なんでも1971年から使い続ける秘伝の漬け汁が、もの凄いの素、らしい。
化学調味料や保存料は一切無添加、鯖からじわじわ滲みでるエキスのみ、
それ以上溶けなくなるほぼ飽和状態の塩分濃度を保ち、
自然の酵母菌や乳酸菌の働きに加え、徹底した温度管理で
長年凝縮された究極の旨みの結晶によって生み出された鯖、
そりゃあ、もの凄い、わけだわよねぇ~♪
鯖の塩焼きの概念がガラリと変わります。
滋味あふれる奥深いこの旨さ・・・
一度食べると・・・もう元に戻れない。
この鯖でないと満足できない体になってしまう(笑)。
札幌の街中のビルの地下。
もの凄い鯖が、あるという。
覚悟して訪れるがよい。
それは、もはや、革命かもしれない(笑)。
(写真は)
「定食屋 亘」の
究極「鯖定食」
茨城県「越田商店」の
もの凄い鯖、です。

