たくさんのあも

優しくて

柔らかくて

口にするだけで

幸せになる

いとしの、あも。

残暑厳しい9月、おやつは、冷蔵庫で冷やしておいた「あも」。

頂き物の極上和菓子、叶匠寿庵の絶品棹菓子であります。

金魚と水草が描かれた涼し気な夏仕様の包装パッケージには

「冷やして美味しく」と書かれておりましたので、その様に。

丹波大納言小豆をじっくり糖蜜を含ませながら手炊き、

とろけるような柔らかな羽二重餅を挟んだ棹菓子を

濃い目のアイスコーヒーとともに頂きました。

やさしくほどける小豆とぽってりとろとろのお餅が最高。

「あも」大好き。

お菓子はもちろん、この菓銘の響きも大好きです。

添えられた栞にはその由来が記されています。

その昔、宮仕えの上級女官、女房言葉から名付けられとか。

お寿司は「おすもじ」、

香物は「おくうのもの」、

豆腐は「おかべ」、饅頭は「おまん」、

そして、お餅は「あも」。

優しく柔らかいお餅を表す美しい言葉「あも」に

農家の人々の丹精と新しい造形を求める菓匠の想いをこめて生まれたもの。

お菓子を口にする、「あも」という名前を口にする、

どちらもほっこり幸せな気持ちにあります。

「あも」は上代語で「母」の意味を持つ言葉。

はんなり、優しく、やわらかく、甘い響きには、

確かにお母さんのイメージが重なりますね。

その音色には温かいなにかに包み込まれるような感じがします。

あも=「amo」

イタリア語やスペイン語では「愛」という意味。

ti amo=テイアーモ!!=あなたを愛してます!

イタリア映画で情熱的に頻発(笑)されますよね~。

さらに、もうひとつの「あも」発見。

ハワイ語の「’amo」は「光のきらめき」を表す言葉。

きらきら美しいハワイの満天の星空が、’amo。

世界には素敵な「あも」がいっぱいあった。

叶匠寿庵のHPの「あも」の紹介コメントにこう書かれています。

「まるでお母さんのようなやさしさを感じます・・・中略・・・

あもはたくさんの表情を見せながら、これからも成長しつづけていきます」。

確かに、あもには、たくさんの意味がありましたもんね。

あも。

優しくてやわらかくて幸せな言葉。

食べて美味しい、名前を読んで幸せ。

ごちそうさま。

(写真は)

夏仕様の「あも」

水面を泳ぐ金魚が涼しげ。

残暑のおやつには

冷して美味しく♪