海老フライとハムレット
食べるべきか
食べざるべきか
残すべきか
残さざるべきか
海老フライとハムレット
あーーーっ!!!
朝のラジオを聴いていて、思わず叫んでしまった。
昨日8月20日、夫の番組冒頭で聴こえてきたのは
「お誕生日おめでとうございます!」というやりとり。
うわっ・・・!!! 息を飲んだ。
そうだ、そうだった、今日は夫のバースデーだった・・・!
このところ色々色々家の用事が重なっていて、
カレンダーにしっかり書いていた夫の誕生日が
ほかのスケジュールで埋め尽くされて・・・埋没していたのだ・・・。
早朝、出かける前に顔を合わせていたのに、
「おめでとう」の一言もかけなかったわけで。
なんてヒドい妻でしょう、懺悔、懺悔、朝から懺悔。
今年は色々忙しくて、いつものホームパーティーは
残念ながら自粛(笑)していたのもあって、
すっかり、つまり、結果的に、頭から飛んでいたってことで・・・。
慌てて、懺悔LINEを送り、
慌てて、急遽バースデーランチにお誘いしました(笑)
午後も色々買い物などの用事が立て込んでいたので、
取り急ぎ、ご近所の洋食レストランへ。
主役の夫は道産牛のヒレステーキ。
懺悔妻(笑)は不動の海老フライを注文。
心の広い夫は上機嫌でナイフとフォークを動かし、
パクパクとお肉の旨みが濃いステーキに舌鼓。
揚げたての黄金色の海老フライを前に
懺悔妻もすっかり立ち直り(笑)好物にナイフを入れる。
まずはタルタルだけでパクり、二口めはウスターソースをたらり、
三口目はタルタル&ウスターのダブルがけ、これが白いご飯によく合う。
「やっぱ、日本の洋食は世界一だわ~」「だね~」などと
バースデー忘却事件などすでに時の彼方(笑)。
おいしい洋食を前に話が弾む、ナイフ&フォークも弾む。
そして議題(笑)は、あの命題へ。
「海老フライの尻尾、食べる?食べない?」
たまたまその前日だったか、テレビの情報番組でもこの永遠のテーマ、
ハムレットも悩みそうな命題をアンケート調査していて、
結果までは見ることができず家を出てしまったため、
世の中の趨勢を確認してはいませんが、我が家の支持傾向はいかに?
妻は「食べる、絶対食べる、むしろ尻尾が好き」
夫は「う~ん・・・基本・・・食べない・・・かな」。
熱烈度に若干差はあれど、食べる、食べない、
我が家の支持は真っ二つに分かれた。
「いやいや、尻尾、めっちゃ美味しいでしょう、カリカリして、
海老の旨みが一番凝縮していると言っていい!」
「まあね、確かにね、でも、なんか、口に刺さるような気がして」
「天婦羅は揚げ時間が短いから時にその傾向はあるかもしれないけど、
海老フライはディープ&クリスピーに揚げているからカリカリだよ」
むふふ、ディベートは「食べる」派優勢か?
さらに「食べる」派妻は勢いづいて推論を重ねる。
「尻尾好きな人は、絶対、焼いた鮭の皮も好きだと思う。好きの質が同じ」
すると「食べない」派の夫が冷静に答えた。
「鮭の皮は好きだよ」。
「あ、そう」。
根拠のない持論を振りかざした妻はあっさり引き下がる。
はたから見たら、なんと平和でのんきな時間だろう。
でもね、世の中色々大変な時代だからね、
誰も傷つかない、傷つけない美味しい議論は、楽しい。
ちなみに「海老フライの尻尾、食べる?食べない?」問題、
海老の尻尾には食物繊維のキトサン、カルシウム、
抗酸化作用があるとされるアスタキサンチンなどが含まれているので、
栄養学的には食べるのはムダではないようです。
またマナーの観点からは、結論的にはどちらも可、のようで、
尻尾まで食べられるようにお料理している場合もあるし、
一方、食べない場合は「食べ残した、」感が出ないように
器に尻尾を揃えておくようにした方がベター、らしい。
まあ、どちらも、美味しく食べれば、OKですよね。
平和なバースデーランチ、妻から一本お裾分けされた「食べない」派の夫、
全身カリカリ香ばしく揚がった海老フライ、
それはキレイに尻尾まで食べていました♪
海老フライとハムレット
尻尾、食べるべきか?食べないべきか?
ハムレットは、どっちかな~?(笑)
(写真は)
円山の老舗洋食店
「レストランにしかわ」の
黄金色の海老フライ
尻尾までカリカリ♪

