低温の誘惑

暑い晩夏、

猛暑日一歩手前

真夏日のおやつは

後味にキレが違う

低温の誘惑

「道内20地点 今年最暑」

北海道新聞朝刊、今朝のナイス小見出し大賞(笑)です。

昨日の道内は上空に暖気が流れ込んで気温がぐんぐん上昇し、

全173の観測地点のうち道東や道央を中心に79地点で真夏日、

20地点で今年最高を記録したのです。

札幌の最高気温は34.3℃と猛暑日一歩手前の「今年最暑」。

もう暑いのなんのって、炎天下に駐車していた車のハンドルが

火傷しそうなほど熱く、車のエアコンから熱風が吹き出す。

北海道でここまで暑くなるなんてめったにないわけで、

道産子にとっては、まさに危険な今年最暑日でありました。

しばらく走るうちに、ようやくエアコンが効いてきて、

ほっと一息ついて車窓から陽炎ゆらめく街中を眺めていると、

へっ!まじっ、もうそんな季節?!

カンカン太陽に照らされたコンビニの店頭に

「中華まん」の幟がはたはたとはためいておりました。

確かにね、お盆過ぎたら北海道は秋の気配ですから、

マーケティング戦略的には妥当な「中華まん」作戦開始、ですが、

今日は勘弁(笑)赤い幟のその文字を見ているだけで汗が噴き出す。

スーパーのお菓子売り場でも栗やさつまいも関連の秋チョコがで

お目見えしていましたが、今日は、食指が動かない。

・・・と・・・そんなさなか、目に入ったのは

水色の壁にピンクの屋根の小さなお店の前の

あの、夏の定番の、ソフトクリーム型の立体看板。

「今年最暑」のおやつは、やっぱ、コレですよね~。

迷わず車を停めて、立ち寄ったのは

地下鉄東西線西18丁目駅のほど近くにある「札幌ミルクハウス」本店。

こじんまりした店構えながら、全国にファンを持つ人気店で、

テレビのグルメ番組で紹介されたり、

お取り寄せランキングの上位にランクインする有名なお店なのです。

1995年の開店以来、25年間変わらない人気の秘密は「牛乳」。

赤井川村の山中牧場の新鮮な牛乳を原料に使用しているのですが、。

それもタンパク質の変性が少なく生乳本来の風味が楽しめる、

いわゆる「低温殺菌牛乳」なのであります。

新鮮な低温殺菌牛乳を3日間寝かせ、マダガスカル産のバニラビーンズなど

こだわりの材料で作られたソフトクリームはさらに数時間寝かせるらしい。

フレッシュなものより、熟成させた方が

うまみが強くて美味しいソフトクリームに仕上がるそうです。

広く北海道の大地でのびのび育った牛たちから贈り物、

新鮮な低温殺菌牛乳の力をとことん引き出すこだわりの製法でつくられた、

札幌ミルクハウスのソフトクリーム、いつもはプレーンを注文するのですが、

今年最暑日のおやつ、ちょっと豪華に「クリーム小倉白玉」をオーダー。

お店の外のベンチに腰掛けて待つこと3分。

やってきました、札幌ミルクハウス特製クリーム小倉白玉♪

まずは渦巻に盛られたソフトクリームのてっぺんからスプーンでアタック。

パクリ・・・本物・・・本物の牛乳の味がする。

そう、小さな頃、早来のおばあちゃんちの搾りたての牛乳とおんなじだ。

濃厚で奥深いコクのある牛乳そのものを感じた瞬間、

スッ・・・と口の中で溶けてキレイになくなります。

これが低温殺菌牛乳の実力。

牛乳そのものの爽やかな甘さと余韻とともに

マダガスカル産バニラビーンズの芳醇な香りが追いかけてくる。

まろやかでコクがあってしっかり牛乳の味わいがするのに、

まるで、スーパードライのように(笑)、後味のキレが良いのです。

さっぱり爽やかな後味は、甘いものが苦手な人もイケると思う。

北海道の緑の牧場が目に浮かぶソフトクリームだ。

添えられた小さな白玉と

自家製粒あんとの相性は言うまでもございません。

おいしいソフトクリームと北海道産小豆のマリアージュ、

なんて素敵な暑気払いでありましょう。

暑い晩夏に

低温の誘惑。

は~、生き返るぅ~♪

(写真は)

「札幌ミルクハウス」の

クリーム小倉白玉

白いベンチでいただきます♪