ほかほか北の人

北の大地に

生きる人々の

たくましい力を

あらわした銘菓

ほかほか北の人

「はい、お土産です」。

祝日の山の日もお仕事に出かけた夫から

ほかほか、ほの温かい紙包を渡されました。

ふわ~り・・・う~ん・・・バターの香りが漂ってくる。

白い紙袋には千秋庵の文字が見える。

あ!わかった!噂の新製品だ!

1921年(大正7年)創業、北海道を代表する老舗「千秋庵製菓」の

「札幌千秋庵新本店」で話題のアレ、「焼きたてノースマン」ですね~♪

駅前通りと狸小路の交差点にある創業の地に

2年半の新築工事の末、2020年4月24日に新本店が開業。

隣接する本社工場で焼き上げる看板商品「ノースマン」を

焼きたてで提供するコーナーが新登場、大人気となっているのです。

「ノースマン」は北の大地に生きる人のたくましい力を表したいと、

初代社長が出張で訪れた横浜中華街のパイまんじゅうをヒントに考案、

百層以上に折り重ねたパイ生地と北海道を代表する小豆餡を使った

和洋折衷の北海道銘菓として長く愛されてきました。

しっとりしたパイ皮と上品なこし餡のバランスが最高、でしたが、

その懐かしい「ノースマン」が焼きたてになると、どうなる?

早速、ハンバーガーみたいに白い紙に包まれた、

まだほの温かい「焼きたて「ノースマン」をパクリ。

サク・・・おおお~、香ばしいパイ皮の食感、

その瞬間にバターの芳醇な香りが鼻腔に広がり、

ほっくり小豆の風味が感じられる粒あんの優しい甘みが追いかけてくる。

美味い、実に美味い、これは「ノースマン」の革命だ。

それに・・・ん?・・・粒あん・・・???

確か「ノースマン」開発時に粒あんを試したところ、小豆の渋みが残るため、

皮を剥いたこしあんで完成させた、とHPに書いてあったような。

どうやら昭和の開発から平成、令和と時代は移り、製菓技術の進化で

粒あんヴァージョンの焼きたてノースマンが登場したらしい。

魅惑的な香りが漂う新本店では

従来のこしあんと新登場の粒あんと

2種類の焼きたてノースマンが食べられるらしい。

大正7年創業の地、あんこ好きには天国みたいなお店だ(笑)。

♪出てくる、出てくる山親父、千秋庵の山親父♪

千秋庵と聞けば道民はこのCMソングが条件反射で脳内再生される。

昭和5年発売のバターミルク煎餅「山親父」は

今でも道産子DNAに美味しく刻み込まれたソウルおやつ。

「山親父」も「ノースマン」も好きだった甘党の亡き父に

ほかほかの焼きたてノースマン、食べさせてあげたかったなぁ。

こしあんと粒あん、両方、たっぷり味あわせてあげたかったな。

大切な人たちがお空の上から帰ってくる季節が巡ってきました。

お盆2020。

色々気がかりは多いけれど、

甘いおやつを持ってお墓に行くね。

マスクは忘れずにね。

(写真は)

千秋庵新本店名物

「焼きたてノースマン」

新登場の粒あん。

ほかほかの北の人、です。