美しい人よ

なぜに

そんなに

急いで

旅立ったのか

美しい人よ

嘘、嘘でしょ!!!

昨日の夕方、知人からのLINEを見て、絶句しました。

俳優三浦春馬さん急死?????

あまりにショックで、書いてある日本語が一瞬理解できないほど。

あわててネットニュースを検索、

・・・ああ・・・本当だった・・・。

人気俳優の三浦春馬さんが昨日午後、搬送先の病院で死亡が確認、

自宅の現場の状況から自殺とみられている・・・。

なぜ?どうして?

日本中がショックと悲しみに包まれています。

子役でデビューし、映画、ドラマ、ミュージカル、歌手として

マルチに活躍、順風満帆に見えるお仕事をされていたのに。

「以前、インタビューしましたよね?」

ニュースを報せてくれた知人のLINEにこう書かれていました。

そうなんです。2007年、映画「恋空」で

日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得する少し前、

その映画のキャンペーンで来札した17歳の春馬君に

ラジオ番組でインタビューさせていただいたことがあるのです。

少年から青年になりかけの、それはそれは美しい17歳でした。

映画ではちょっとつっぱった金髪の高校生の役でしたが、

スタジオで向かい合ったご本人は、誠実で礼儀正しく、

姿形だけでなく言葉遣いや所作も美しく、

心まで美しく完璧に造形した神様の傑作のように思えたものです。

17歳にして作品に真摯に立ち向かう役者魂に圧倒される一方、

時折見せる少年らしい笑顔からは真っ白な歯がこぼれ、

あまりにキレイなそのお顔に、ついつい「お母さんもキレイ?」と聞いたら、

「はい・・・僕のお母さん、キレイです」と

はにかんだ表情でぽそっと答えてくれたことを、覚えています。

思春期の男の子が自分の母親のことを語るのは照れくさいものですが、

ほんのり薔薇色に頬を染めながら、答えてくれた17歳の春馬君。

繊細で真っ直ぐな眼差しの才能溢れる少年は、

きっとこの先、素晴らしい俳優さんになるのだろうと確信しました。

そして、私の想像をはるかに超える、

世界に羽ばたくグローバルな活躍をされておられたのに。

なぜに、そんなに、急いで、旅立ってしまったのか。

美しい人よ。

もっともっと、ずっとずっと、見ていたかった。

俳優として成熟し、円熟し、

さらに年を重ねて渋く厚みを増していく姿を

私たちは、ずっとずっと見ていたかった。

なぜに、こんなに早く、天国へ旅立ってしまったのか。

才能あふれる誠実で真面目な美しい人よ。

神様が自分の傑作を手元に置いておきたくなったのだろうか。

あなたが人生を重ねていく姿を

映画で、ドラマで、舞台で、

もっともっとずっとずっと見ていたかった。

どうか、安らかに。

(写真は)

夏の緑の円山公園。

こんな木漏れ日が

心地よい季節に

旅立ってしまうなんて。

悲しい。