北の茅の輪

疫病退散

無病息災

家内安全

祈りこめてくぐる

北の茅の輪

夏が来た。

昨日の札幌は最高気温は23.4℃でしたが、

すっきり晴れ渡った青空に眩しい日差しが降りそそぎ、

気分的には、ほぼほぼ、というか、すっかり夏。

野宮的には、夏が来た!宣言、であります(笑)

お昼ごはんを済ませた午後も、

それはそれは気持ち良い夏空に恵まれたので、

ずっと行けなかった北海道神宮参拝を決行♪

色々、神様にお願いしたいこと、あるものね。

久しぶりに訪れた円山公園も、まさに夏。

大都会の奇跡といえる原始林の森は堂々たる緑の葉を繁らせ、

お花見自粛で人が踏み込まなかった地面は緑の絨毯のようで、

360度どこを見回しても、緑、緑、緑・・・♪

今年は円山公園の桜も見られずに

春がどこかへ飛んでいってしまったような気持ちだったけれど、

夏は、ちゃんとスケジュール通りにやってきてくれた。

季節の巡りが・・・愛おしい・・・。

う~ん・・・!

胸いっぱいに緑いっぱいの清浄な空気を吸い込む。

身体の隅々まで新鮮な空気が駆け巡り、

縮こまっていた心と体がしゃんと伸びをする。

神宮の森ストレッチだわぁ♪

ゆっくり緑の参道を進んでいくと・・・

おおお~、北海道神宮本殿も、まさしく夏仕様!

夏越の大祓の「茅の輪」が設置されているではありませんか。

まさか、知らなかった、北海道神宮でも設置されているとは。

お散歩圏内のほぼほぼ同じ町内会(笑)のご近所さんなのに、

うっかりしていた~、この季節に「茅の輪が」が設置されていたとは。

京都の祇園祭の風物詩、八坂神社の茅の輪が有名で、

まさか、こんなご近所にもあったとは、迂闊だった~。

夏越の大祓は罪や穢れを除くため、1年の半分、

六月と十二月の晦日に大祓の神事を執り、心身を清めるもの。

「茅の輪くぐり」はこの夏越の大祓に行われる神事で、

茅で作られた大きな輪をくぐることで心身を清め、無病息災、

厄除け、家内安全を願うものです。

はるか神話の時代、蘇民将来という人物が

旅の途中のスサナオノミコトを貧しいながらも喜んでもてなし、

その恩返しとして「疫病を逃れるために、茅の輪をつけなさいと」

との教えを授かり、何を逃れたことが起源ともされています。

つまり、夏越の大祓の大きな「茅の輪」は

昔々から人々が信じてきた疫病への感染対策、とも言えるわけですねぇ。

世界を覆い尽くす未知の病が収まりますように

自分と大切な人々の命と健康を守るために、

ありがたく、心を込めて、いざ、茅の輪くぐり、であります。

「茅の輪くぐりの神事」と看板も掲げられています。

「茅は病気災難をはらうといわれ、その茅の輪「生命の輪」をくぐって

災厄をのがれ命を延長するという信仰が古来から行われて

今日にいたっているのであります」ふむふむ、よくわかりました。

「くぐり方は下図の通り」

ありがたや、ちゃんとお作法も説明されています。

え~っとまずは一回目は左回りでくぐり、二回目は右回り、

そして3回目はなまっすぐくぐり、本殿へ向かう、わけね。

心の中で、「感染終息、社会安全 世界平和」を唱えながら

左回り、右回り、真っ直ぐと8の字を描くように大きな茅の輪をくぐる。

くぐるごとに・・・心身が清められていくような・・・

すっきりと清らかな気持ちになっていくのを感じる。

茅の輪・・・ストレス軽減効果が、明らかにあるなぁ。

茅の輪くぐりの後は、本殿で二礼二拝一礼。

心を込めて、疫病退散、無病息災、家内安全を祈る。

あ~、2020年、我が家の夏越の大祓も無事完了。

爽やかな清らかな心持で北海道神宮を後にする。

が、その後日談。

ちょちょっと「茅の輪くぐり」について調べてみると

神社によって違いがあるようですが、一般的なお作法としては、

「最初は左足から左回りに、次は右足から右回りに・・・」とか、

「祓へ給へ清め給へ 守り給ひ幸へ給へ・・・」などの唱え詞があるとか、

書かれておりまして・・・あちゃ~(笑)。

右か左か、どっちの足だったか気にしてなかったし、

「感染終息、社会安全 世界平和」なんて唱えちゃったし、

神様、ごめんなさい、ちょっと適当なお作法だったみたいで、

大変失礼いたしました。

と頭を垂れていると・・・北海道神宮の方から、

「なんもさ~、祈ることが大事さ~」

そんな大らかな北の神様の声が聞こえてきた、ような気がした。

北の茅の輪は、細かいことが、きっと気にしない、はず。

なんもさ~、の心で

夏を過ごしていこう。

(写真は)

北海道神宮

夏越の大祓の

「茅の輪くぐり」

善男善女の祈り。