ビンセントの花

いつも

いつまでも

輝く太陽、

あなただけを見つめて。

ビンセントの花。

あ、夏が来た。

ご近所のお花屋さんの店先が鮮やかな黄色に染まっていました。

「Today’s Flower ヒマワリ」

先日は美しい薔薇がお買い得プライスで並んでいたのですが、

この日の主役は「太陽の花」ヒマワリ、

やはり3本715円、1本275円という嬉しいお値段♪

さっそく我が家にも夏を呼ぼうと品定め。

一口にヒマワリと言っても色々な品種があるのですねぇ。

オレンジに近い黄色からレモンイエローノヒマワリもあるし、

花弁の形、大きさ、芯の色も黒に黄緑と、まさによりどりみどり。

う~ん・・・どれにしよう、迷っちゃう~、と

こちらを向いて満面の笑顔で笑ってるヒマワリたちに目移り。

よし、これだ。一際オレンジ色が鮮やかな大きめのヒマワリに決定。

「あの、これ3本下さい」。

スタッフが花を選んでいる様子を眺める。

ん?活けられている花瓶に名前が書かれているぞ。

なになに?「ビンセント・ネーブル」???

ビンセントって、もしかして、あの・・・?

そうです。太陽の花、ひまわりといえば・・・

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、のビンセントらしい。

ヒマワリには様々な品種がありますが、

その中には「画家シリーズ」と呼ばれるお花たちがいるのでした。

モネ、ゴーギャン、マティスなど

印象派の画家たちの名がついた画家シリーズのヒマワリ、

「モネ」は淡い黄色と柔らかな八重咲の花弁がモネっぽい。

スイレンで有名な画家ですが、ひまわりも好んで描いたとか。

そして、ビンセントシリーズ。

ヒマワリに魅せられたゴッホにちなんで名づけられた花。

「ビンセント・ネーブル」は、ネーブルのような濃いオレンジ色の花弁に

黒い芯のコントラストが印象的な、ヒマワリらしいヒマワリ。

ヒマワリの切り花はコンパクトサイズが多いのですが、

「ビンセント・ネーブル」は直径10~12cmほどの立派なお花。

花弁に丸みがあり、大ぶりの花が上を向いて咲く様子は

南仏アルルの太陽に向かって笑いかけているようにも見えます。

ゴッホにとって希望の象徴だったヒマワリ。

苦しみの多い人生の中にあって、

魂を癒した南仏の太陽への思いが

キャンバスから飛び出してきそうな花に込められているのですね。

ヒマワリの花言葉は「憧れ」「あなただけを見つめる」。

誰のもとにも平等に降り注ぐ夏の明るい太陽。

人々は、ずっと、あなたに憧れ続けているのです。

太陽への恋心が形になった。

ビンセントの花を買った。

夏が来る。

(写真は)

ご近所のお花屋さんに

夏が来た。

右奥が「ビンセント・ネーブル」♪