お水の器
ハイドランジア
集真藍
紫陽花
アジサイ
清らかなお水の器よ
「ご自由にお持ちください」
今年もこの季節がやってきました。
我がマンションの玄関ロビーに
涼やかな紫陽花の切り花がお目見えしました。
マンション前の桜並木に連なる紫陽花ロードが満開。
このマンションがまだ新築だった頃に初代の管理人さんが
ご自宅のお庭の紫陽花を好意で植えて下さったのがその始まり。
今では子供の背丈をゆうに超すほどにすくすく育ち、
それは見事な美しい青紫の花を咲かせるようになりました。
紫陽花が満開になると、代々の管理人さんが
朝露を載せた紫陽花を少しだけ切り取りバケツに入れて
「ご自由にお持ちください」と玄関ロビーに置いて下さり、
住人たちは季節のお裾わけに預かるのです。
代々の管理人さんに引き継がれてきた素敵な花だより。
紫陽花に添えられる貼り紙もデザインされたお洒落なポップに♪
今の管理人さん、パソコン仕事がお得意なのでしょうねぇ。
ありがとうございます。
さっそく一枝に四輪にたわわに花をつけた紫陽花をいただき、
ガラスの花器に入れて窓際に飾りました。
紫陽花・・・雨が似合う幻想的な花。
ちょっと淋し気な風情が・・・心を打つ。
紫陽花にはしとしと降る雨が似合うのに、
今年も大変な豪雨災害が起きています。
甚大な被害を受けた九州などにはまたもや線状降水帯が接近、
週末にかけて大雨が降る予想となっていて、とても心配です。
大きな被害が出ませんように、青紫の花にただただ祈る。
紫陽花にはたくさんの花言葉があります。
さまざまな色があり、咲く間に色を借ることから
「移り気」「浮気」「変節」なんて花言葉がある一方で、
「和気あいあい」「家族」「団欒」などポジティブな花言葉も。
そうですよ、小さな花が集まって一生懸命咲いている紫陽花は
一人の力は小さくてもお互いに手を取り合い励まし合う姿に重なります。
ちなみに青い色の紫陽花の花言葉は「辛抱強い愛情」。
しんどい状況が続く時代を生きる私たちへのエールのよう。
紫陽花の英名はハイドランジア。
ラテン語で「お水の器」という意味。
和名の紫陽花は「集真藍(あづさあい」。
青色が集まるという言葉からきているそうです。
雨に耐えて咲く。
青色を集めて咲く。
辛抱強い愛情を注ぐ。
文月を彩るお水の器に元気をもらって、
さあ、金曜日だ、あともうひと頑張り♪
(写真は)
7月文月の
マンション玄関ロビー。
フリー紫陽花♪

