スパイシー南北融和

お洒落な

木のテーブルを挟んで

香り高いカレーが

美味しく向かい合う。

スパイシーな南北融和。

ぐすぐすと冴えないお天気が続く週末、

気持ちもなんだかぐずぐずしそうな時は

スパイスの香りと心地よい辛さを求めるもの。

そう、えぞ梅雨どきのお昼はカレーに限る。

ということで、久しぶりに円山界隈の人気店へ。

住宅街の一角にひっそり佇む白い瀟洒な一軒家、

インド料理店「ジャドプール」であります。

表通りから少しわかりづらい隠れ家感がまた良いのよねぇ。

小さな象さんの取っ手がついた木の扉を開けると

う~ん・・・香り高いスパイスの香りが鼻をくすぐります。

入口には消毒液が置かれ、感染対策も施されています。

「お二階の二人掛けのお席にどうぞ」。

木の階段を踏みしめながら二階へ上がると、

もとからゆったりと配置されていましたが、

さらにテーブルの間はソーシャルディスタンス、な感じ。

2組ほどの先客の皆様も控えめな会話で食事を楽しまれています。

ランチタイムも、新しい生活様式が定着しつつあるのねぇ。

さあ、お腹がすいた、オーダーは・・・

うん、これと、これだね、向かいの夫と即決。

北インドのランチカレーと、南インドのランチカレー。

ジャドプールは本格的な南北インド料理が一度に味わえる貴重なお店。

両方頼まない手はありません。

南北それぞれメインのカレーとドリンクが選べます。

夫は南インド。メインはベジサガ(野菜カレー)、

これにサンバルという南インドの味噌汁的スープと、

インドの長粒米、パスティマライスがつき、

ドリンクは爽やかなラッシー。

で、私は北インド。パンジャブチキン(ベーシックなチキンカレー)

お豆のダルカレーにナン、ドリンクはマサラティー。

オーダーを済ませた段階で、心はエア・インディアの機内へ。

食い気はすでにインドへ旅立っておりました(笑)

「お待たせしました」

寡黙なご主人がしずしずと銀色のプレートを運んできました。

「こちらが北インド、そして南インドのランチカレーでございます」。

アンティークな木のテーブルを挟んで

香り高い南北のカレーが向かい合った。

スパイシーナ南北融和だ(笑)

さあ、美味しく香り高く南北インド料理をいただきましょう。

まずは北インドのパンジャブカレーを一口。

う~ん・・・濃厚でクリーミーで複雑なスパイスの香りののちに

ピリ・・・ピリピリピリ・・・・心地良い辛さが舌を刺激する。

お次は焼きたてナンをちぎってカレーをすくってパク。

うひょ~、もう最高。マハラジャ気分よぉ~。

クミン、カルダモン、牛乳や生クリームなどを使ったリッチな味わいが

北インド料理の特徴。チキンもほろほろ。

そしてお向かいの南インドにも越境(笑)

なんといっても魅惑のパスティマライス、

パラパラとした炊き加減が絶妙、マスタードシードやレッドペッパー、

ココナッツミルクで仕上げたさらりとした南インドのカレーにベストマッチ、

で、濃厚リッチな北インドのパンジャブチキンにも合うのよぉ~。

北インドのナンと南インドのベジサガも相性バッチリ、

木のテーブルを挟んで、南北インドが行ったり来たり。

美味しい料理に、県境(笑)はなし。

スパイシーな南北融和ランチは平和に過ぎていくのでした~♪

(写真は)

美味しい南北インド料理。

まさに甲乙つけがたし。

両方ご賞味すべし。