水と石けん

一にも

二にも

手洗い、だけど、

当たり前じゃなかった

水と石けん。

「道内感染 最多23人」。

北海道新聞朝刊でも一面トップで伝えていました。

昨日15日の道内の感染確認人数は過去最多の23人となり、

うち札幌市も最多の16人となりました。

「感染拡大の第2波が来ている」と札幌市長も強い危機感を示し、

政府は北海道や愛知、京都など感染者の増加に歯止めがかからない地域を

緊急事態宣言の対象区域に追加する方向で検討に入ったそうです。

ますます緊張感が高まる朝、であります。

感染防止に頑張るのは、大人だけではありません。

先日、ご近所スーパーで手早く買い物を済ませ、

出口に向かった時のこと、可愛い声が聞こえました。

「ショードク、ショードク」。

スーパーの出入り口に設置された消毒液の前に

2、3歳くらいの女の子がぴたっと立ち止まり、

両手に荷物を抱えてお店を出ようとしていたお母さんを

一生懸命呼び止めていたのでした。

小さな声にはっと気づいて振り向いたお母さん、

「そうだよね、ショードク、だよねぇ」と笑顔で戻り、

大きな手と小さな手、手指をショードク(消毒)していました。

なんだか、心がほっこりする温かな光景でありました。

2,3歳といえば新しい言葉を覚える時期。

ママとかわんわんとか、身近な言葉から増えていくものですが、

そうか・・・こんなちっちゃいのに、

「ショードク(消毒)」なんて言葉がインプットされているのね。

それほどに今の日本では「消毒」が身近だということ。

しかし、世界には「消毒」はおろか、

「手洗い」さえできない人が30億人もいるのです。

ユニセフが先月公開したデータによると、世界人口の40%、

30億人が石けんと水で手を洗う設備がなく、

発展途上国の4分の3近くの人々は

基本的な手洗い設備が自宅にないと明らかにしました。

石けんによる手洗いはコロナウイルスから自分や他者を守るためにできる、

最も安価で効果的な手段、なのに、それができない人々が世界に30億人もいる。

豊富な食べ物が並ぶ日本のスーパーの出入り口には消毒液さえ置いてあるのに、

家に清潔な水と石けんすらない人々が4分の3にものぼる。

医療設備が脆弱な国々がさらなる感染リスクにさらされているという現実。

さまざまな手洗い動画がアップされ、

一にも二にも手洗いが当たり前になっていますが、

世界にはそれが当り前じゃない人々が30億人もいるんだよね。

蛇口をひねれば水が出る、ポンプを押せばハンドソープが出る。

それは、世界の当たり前ではなかった。

水と石けん。

さまざまなこと思う、朝。

(写真は)

桜並木のつぼみ。

カラスのスイートホームの木は

見ないようにして(笑)観察。

曇り空でもうっすら桜色。

来週、咲くかなぁ。