患難見真情

風雨故人來

患難見真情

くるしい時にこそ

本当の友がわかる

こんな時だからこそ

道内の感染者、昨日は最多の45人確認されました。

複数の院内感染が判明して、ますます緊張感が高まります。

俳優の岡江久美子さんの死去にも驚きました。

朝のテレビ番組で「今朝のおめざ」を紹介されていた明るい笑顔が

思い出されます。ご家族のコメントにもありましたが、

本当に、コロナは、怖い、ですね。

春の寒気も手伝って身も心も縮こまりそうな朝ですが、

咲き始めた駐車場の一本桜と競い合うかのように、

すぐ近くの梅の木も可憐な花をほころばせ始めました。

ほっこり、にっこり、微笑むような梅の花に癒されます。

東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ

梅といえば、条件反射的に有名なこの歌が浮かびますね~。

平安時代中期、京都から大宰府に左遷されることになった菅原道真が

大切にしていた自宅の梅の木に向かって詠んだ歌であります。

春になって東風が吹いたならば、香りだけでも届けておくれ、梅の花よ。

私がいないからといって、春を忘れたらいけないよ・・・。

う~ん・・・やはり、なんとも哀愁に満ちた一首でありますよねぇ。

権力をめぐる派閥争い、意にそわない悔しい左遷・・・

組織に身を置く現代人ならば道真さんの心境は他人事ではないかも。

優秀過ぎるがゆえに妬まれて左遷する羽目になったわけで、

いつの世も、男の嫉妬は、なかなかコワい。

しかし、コロナ危機に見舞われている今、

優秀過ぎる才能を活用し危機を救った例もありますよね。

天才IT大臣を起用し、マスク問題を鮮やかに解決した台湾です。

38歳のデジタル担当大臣、オードリー・タン(唐鳳)氏が

台湾中のマスク在庫のデータを基にマスクマップを公開、

台湾政府が一括管理したマスクを効率的に配布するシステムを

素早く迅速に立ち上げたのは有名な話。

IQ180と天才級の頭脳を持ち、8歳からプログラミングを習得、

15歳で起業、アップル社のコンサルタントなどを経た超天才、

優秀過ぎる才能を妬んでるヒマがあったら

社会のために活かしてもらおうと、

史上最年少の閣僚に任命する台湾政府もあっぱれ、ですよね。

「患難見真情」。

今朝の朝刊の国際面でこんな言葉を見つけました。

新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が出ている日本を支援しようと

台湾からマスクや防護服など医療物資を送る動きが広がっているそうです。

2016年の台湾南部の地震で日本からの支援を受けた台南市や高雄市の医師会、

また台湾当局からも続々と医療物資が届けられているとか。

支援の呼びかけに用いられているのが「患難見真情」という言葉。

「風雨故人來 患難見真情」

くるしい時にこそ本当の友がわかるという意味の故事だそうで、

2011年の東日本大震災の時、台湾から多額の寄付金が寄せられた時から

使われるようになり、互いに災害などが起きるたびに、

民間レベルで助け合ってきた「友情」が定着しているのですね。

嬉しい・・・友情が沁みる。

いつか、この感染拡大が終息したら、

ありがとうの気持ちを、食欲で、伝えたい。

台湾グルメを現地で食べまくって、謝謝したい。

いつか、きっと。

(写真は)

にっこり

ほころんだ梅の花。

健気な花に励まされる。