強くなくても

先が見えない、でも、

前を向かなくては、

なんて、いいんだよ。

強くなくても

いいんだよ。

「札幌 最多並ぶ26人感染」。

今朝の北海道新聞朝刊一面のトップ記事の見出しです。

東京などでは感染者数の増加に「鈍化」が見えるとされますが、

北海道は昨日35人の感染を確認、うち札幌市内は26人という状況で

以前として深刻な状態が続いています。

先が見通せない・・・でも・・・、

前を向かなくちゃ、強い気持ちでいなくちゃと、

コロナ関連の報道に接するたびに肩に力が入っている自分に気づくことも。

でもね、いいんだよ、無理に頑張りすぎることはないんだよ。

そんなほっとするインタビュー記事が全国紙の朝刊に載っていました。

アスリートのメンタルサポートを担うスポーツ心理学の教授によれば、

ネガティブな気持ちを無理に抑え込み、ポジティブに変換しても

必ずしも成績の向上にはつながらない、のだそうです。

不安な気持ちを忘れようとすればするほど、頭から離れなくなる

「自動思考」は強まるのだとか。

「なんだか調子が悪い」「今日は負けるかも」「いい記録出ないかも」

次々とネガティブな考えなかりが浮かんできてしまうのが「自動思考」。

いやいや、いかんいかん、ポジティブでなければダメだと焦るほど、

この自動思考は強まるのが、人間の心理らしい。

1年後に延期されたオリンピックに向かって

屈強で強靭なポジティブ発言をしている選手たちのなかにも

「前向きに考えなくてはならない」と不安な気持ちを押し殺して

ポジティブにふるまう選手もいるのではないかと教授は言います。

超人的に見えるアスリートでさえ、そうなのですから、

凡人のアタシがこの状況に不安を感じるのは、当たり前、ですね。

そんな負の感情とお付き合いするコツは、

第三者的な立場で自分を客観的に見ること、だそうです。

そう、マインドフルネスという考え方、ですね。

実際にアスリートたちが実践してる最新メンタルトレーニング方法が

いくつか紹介されていたのですが、

今すぐ使える、と~っても簡単な方法がありました。

それは「一人ツッコミ」。

たとえば「何で失敗したんだろう」とつい思ったら、

「と、私は考えた」と後ろにつけて客観化するという方法。

ふと浮かんだ不安に「何言うてねん!」「ほんなことあるかいな!」と

条件反射的に一人ツッコミを入れるわけですね。

な~るほど、自分で自分にツッコミ入れるということは

不安を感じた自分に対して客観的な視点が生まれるものねぇ。

これ、使える。

「感染拡大止まらない、どうなるんだろう・・・と私は考えた」。

確かに、「と、私は考えた」と一人ツッコミした瞬間に

なんだか、ぱっと視界が開けるような、新鮮な空気が入ってきたような、

不安ばかりをずんずん深掘りしそうに俯いた視点が、上向きになる。

眉間に皺寄せ、肩に力が入っていた自分に、はっと気づく。

「一人ツッコミ」の進化形が「一人実況中継」。

イチローはWBC決勝での打席に入る際、

投手と対戦する自分を「一人実況中継」しながら打席に入り、

勝負を決める一打を放った、のだそうです。

そうだよ、強くなくてもいんだよ。

不安になったら、一人ツッコミしてみようよ。

先が見えない、これからどうなる・・・と、私は考えた。

そうだ、とりあえず、桜並木のご機嫌を伺おう。

あと少し、あと少し、咲きそうだ。

札幌も、もうすぐ、開花宣言。

(写真は)

我が家前の桜並木。

つぼみの先は桜色。

開花寸前、

カウントダウン♪