さつま揚げの旅
チャ・カ
トート・マン、プラー
チキアーギ
そして薩摩へ
さつま揚げの旅♪
おウチから一歩出ない週末はエスニック三昧。
お料理でおいしい世界旅行を楽しんでいます。
ぽかぽかと春めいた陽気に誘われて、まずはシンガポールへ。
名物の「シンガポール・チキンライス(海南鶏飯)」に挑戦、
2種類のソースを添えて爆食、しちゃいました~。
メインディッシュに花を添えたのが、
日本のさつま揚げのルーツを偲ぶ一皿。
「さつま揚げともやしのエスニック炒め」であります。
おでんの具や生姜醤油で食べる、おなじみのさつま揚げ、
その起源は東南アジア、なんですよねぇ~。
日本のさつま揚げの歴史は江戸時代後期。
当時、琉球の漁師たちはより良い漁場を求めて
はるか遠い東南アジアの海に漁に出向き、
現地の港で魚のすり身を揚げたものに出会います。
それがタイでは「トート・マンプラー」
ベトナムでは「チャ・カ」などと呼ばれるおかず。
漁師たちはその魚ボールを琉球に持ち帰り「チキアーギ」を作ったのです。
いまでも沖縄の市場でおいしい現役、沖縄風蒲鉾「ちきあぎ」ですね。
この「チキアーギ」が第28代当主、島津斉彬が治める薩摩に伝わり、
「チキアーギ」→「つけ揚げ」となり、斉彬の産業振興策によって
さらに品質向上、保存性や栄養価の高さもあいまって
「さつま揚げ」として日本全国に知られる名産品となった、のですね。
チャ・カ、トート・マンプラー、チキアーギ、そしてさつま揚げ。
東南アジアから琉球、そして薩摩へ、その旅のルートを思えば、
日本のさつま揚げ、おでんや生姜醤油だけじゃない、
エスニックな調味料を駆使した炒め物にすれば、絶対おいしいはず。
てなわけで、あれこれネット検索をして、いいとこどりレシピでクッキング。
みじん切りのニンニクと赤唐辛子をオイルで炒めて香りが出たら、
斜め切りの長ねぎともやしとさつま揚げを加えて炒め、
ナンプラーと少々のお砂糖で味をつけたら完成。めっちゃ簡単。
今回のポイントはさつま揚げを2種類使ったこと。
玉ねぎがたっぷりはいったふわふわ柔らかめのものと、
いわゆるフツーのさつま揚げ、食感と味と風味の違いはいかに?
さあ、熱々のうちにいただきましょう♪
はふ・・・はふはふ・・・ふわり&しゃっきり&超エスニック~!
玉ねぎの甘さが生きた柔らかいさつま揚げともやしの心地よい食感に
ナンプラーのエスニックな香りと旨みが絶妙に合ってますよ~。
さらに弾力あるフツーのさつま揚げもいいコンビネーション。
どちらも、美味しい~~~♪
薩摩から琉球、さらにはるか東南アジアの暖かい海へ。
熱々のエスニック炒めを味わっていると、心ははるか、
さつま揚げの旅を逆ルートで遡っている気分になってくる。
飛行機が飛んでなくても、食い気と想像力があれば、旅はできる(笑)。
さつま揚げの果てしない潜在力を発見。
おでんや煮つけや生姜醤油だけじゃない。
ナンプラーと出会えば一気にエスニック。
ちょっとクセになる一品でありました。
(写真は)
さつま揚げのルーツに
美味しいリスペクト。
「さつま揚げともやしのエスニック炒め」。
ちょっと新しい家庭料理、ですね。

