焼き芋とシュエ
ほっくり甘く
旨み凝縮
おウチフレンチの
秘密は・・・
焼き芋とシュエ
「コロナとの戦いは長いマラソン」。
IPS細胞の開発でノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥教授が
バテずに対策を続けていく大切さを自身のHPで情報発信しています。
そうだ、息切れしないように、新しい楽しみも見つけたいもの。
ということで、昨日の日曜ランチは、おウチフレンチに挑戦。
テレビの情報番組でミシュラン一つ星シェフが沖縄の紅芋農家を訪問、
そこのキッチンで自慢のおいもを使ったお料理を披露していたのですが、
その一皿「紅芋ソテーのミルフィーユ」が巣ごもり主婦(笑)のハートを直撃。
これは、絶対、美味しい!
さっそく、なんちゃっておウチフレンチクッキング♪
残念ながら紅芋は手に入らないのでさつまいもを使います。
ご近所スーパーで立派な紅あずまをゲットして調理開始。
まず、おいもは蒸すのではなく、ソテー=焼く、のがポイント。
で、ここで、ミシュラン一つ星シェフの極意。
おいもは厚さ1cmの輪切りにカットすること。
薄すぎても、熱すぎても、いけません。
その輪切りさつまいもをオイルをひいたフライパンで
じっくり両面を香ばしくソテー=焼いていきます。
う~ん・・・香ばしい甘くいい匂いがしてきた~。
美味しそうな焼き色がつき火が通ったらお皿に取り出して、
表面に軽く塩を振っておきます。
同時進行で美味しさのもと、「デュクセル」を作りましょう。
「デュクセル(duxelles)」とはシャンピニオン(きのこ)のみじん切りを
タマネギやエシャロットとともにバターで炒めて旨みを凝縮させたもので、
フランス料理の詰め物やソースのベースとなるもの。
フレンチのおいしいキノコのもと、って感じね。
冷蔵庫にあった紫玉ねぎとしめじをみじん切りにして、
小さなフライパンでバターとともにじっくりと炒めていきます。
ポイントの二つ目。水分を出させながら弱火でゆっくり炒めること。
そう、食材に汗をかかせるように炒める「シュエ(suer)」という
フランス料理の調理法、であります。
野菜やきのこを弱火で炒めて水分を飛ばすことで旨みや甘みが凝縮、
ラタトゥイユや煮込み料理、スープなどで使われる基本の調理法。
とにかく、あせらず、じっくりと「汗」をかかせる。
急いでいるときや時間のないときは「シュエ」向きません(笑)。
巣ごもり週末の日曜ランチ、時間はたっぷり、のんびり「シュエ」。
その間に鶏の胸肉に軽く塩胡椒、白ワインを振りかけて、
レンジで簡単ワイン蒸しにして、粗熱がとれたら細かく裂いておきます。
シェフは鶏ささみに砂糖をまぶして保水し、しっとり茹でてましたが、
今回は高等テクはパス、おウチフレンチ、手抜きも肝心(笑)。
きのこやタマネギがイイ感じに「シュエ」されたら鶏肉を加えて塩胡椒、
軽く混ぜ合わせたら、おウチ「デュクセル」はOK。
マヨネーズにヨーグルト、カレー粉を合わせたソースを用意したら、
あとはお皿の上でお料理を仕上げていくだけです。
ウェッジウッドのターコイズのお皿にまずはソースを敷き、
ソテーしたさつまいもとデュクセルを3段に重ねベビーリーフを飾ったら、
「野宮的さつまいもソテーのミルフィーユ」の完成!
さあ、召し上がれ~♪
うふふ、見た目もなかなか、ちゃんとフレンチっぽいわ。
さつまいもとデュクセルにソースをからめてパクリ。
うっっっわぁぁぁ~~~!!!
めっちゃ、美味しい~~~!!!
ほっこり甘く香ばしいさつまいもソテーと
旨みがぎゅ~っと凝縮したデュクセルと
ほんのりスパイシーなマヨカレーソースの三位一体に陶然・・・。
さすが・・・ミシュラン一つ星シェフのレシピだわ・・・。
はじめての組み合わせだけど、どこか懐かしい。
・・・そうか・・・焼き芋の美味しさが郷愁をそそるんだな。
日本人のDNAに訴える「や~きいもぉ~~~」の美味しさと
フランス料理伝統の技法「シュエ」の奇跡的な出会いだ。
巣ごもりの週末。
ちょっと新しいこと、おウチフレンチに挑戦。
体の内側からムクムクと元気が湧き出て来るような気がしました。
「焼き芋」と「シュエ」。
この春の、美味しい、収穫、です。
(写真は)
ね?ちょっとおウチフレンチでしょ?
「野宮的さつまいもソテーのミルフィーユ」
ポイントは、焼き芋と、シュエ♪

