春雨とはだれ雪

しとしと

雨が降る

残雪が

姿を変える

春雨とはだれ雪

ん?オーバーシュート・・・???

オーバーヘッドシュート・・・じゃないよね?

大きく外れたシュート?でもないよね?

あ~、またまた新しいカタカナ言葉が出てきちゃったよ。

昨夜、政府の専門家会議が新型コロナウイルス感染拡大について

国内の状況や今後の対策のあり方の見解を公表しました。

感染の広がりについては持ちこたえているが、一部の地域で拡大がみられ、

この状態が続けば爆発的に患者が急増する「オーバーシュート」に

つながる恐れがあると懸念を示しました。

こうした状況を防ぐためにはクラスターを早期に見つけ、

感染拡大を防止するため、専門家を支援する人材を確保するように

政府に提言した・・・ということは、

今朝の朝刊をじっくり読んで理解はしました。

つまり、いまだに、油断禁物ということよねぇ。

それは理解できましたが、サッカー用語と混同しそうな

「オーバーシュート」なる耳馴染みがない専門用語の登場に

いささか面食らったのも事実なわけで、

国民みんながわかるのかな~と心配していたら、

同じ朝刊の読者欄にこんな投稿が掲載されていました。

「難!ライブハウスでクラスター」

老人会で集まった10人に「クラスター」「ライブハウス」の意味を

問いかけてみたら、ほとんどの人がわからなかったという内容。

「クラスター」に関しては「クラスター爆弾」の方が印象に残っていて、

「ライブハウス」に至っては「小劇場?あやしげな場所?」と

ディスコ以上に理解できていないと書かれていました。

戦争を知る世代には「クラスター」は非人道的な爆弾が連想され、

行ったこともない「ライブハウス」は「ディスコ」以上にわかりにくい。

なのに、「エビデンス」だの「パンデミック」だの「オーバーシュート」だの、

次々とわからないカタカナ言葉で説明されても不安が募るばかりですよね。

投稿者は記者会見の際に難しいカタカナ語が出てきたら

「その言葉は理解できない人が多いと思うので日本語で言い換えて下さい」と

報道に携わる人たちが説明を求めてほしいと書いていました。

これは、耳を傾けるべき貴重なご意見だと思いました。

感染拡大防止への取り組みは国民一人一人が

状況を理解してこそ可能なわけですから、

全世代にわかりやすい言葉で伝える必要がありますもんね。

みんなが不安な時だからこそ、みんなが理解できる言葉が大切。

ちなみに厚労省のHPに記載されている専門家会議の資料によれば、

「オーバーシュート(爆発的患者急増)」なんだそうです。

あ・・・まだ、あった・・・「ロックダウン」・・・。

「数週間の間、年を封鎖したり、強制的な外出禁止措置や

生活必需品以外の店舗閉鎖を行う」強硬な事態、だそうです。

「クラスター」という言葉は定着してしまった感がありますが、

「オーバーシュート」や「ロックダウン」は

日本に根付かないカタカタ言葉のままであってほしいもの。

だから、私は、今日も、手を洗う。

春分の今日。

朝からしとしと柔らかい春雨が降っています。

桜並木の根元の残雪が日毎に少なくなっていきます。

融けかけてまだらに残っていく雪のことを「はだれ雪」と

日本人はとても美しい言葉で表してきました。

春雨とはだれ雪。

美しい日本語を大切に。

わかりやすい日本語も大切に、ね。

(写真は)

春分の日の

桜並木とはだれ雪。

春雨じゃ、感染対策して、

スーパーにお買い物じゃ♪