はじめての春
食事は
洗濯は
手洗いは
マスクは
はじめての春と親心
4月から大学生。
親元を離れてはじめての一人暮らしに
期待に胸ふくらむ春・・・のはずだったのに。
今年は親も子も不安が膨らむ旅立ちとなりましたね。
今朝の情報番組で紹介されていたのが
この4月に岩手から神奈川の大学へ進む大学1年生の旅立ちの様子。
感染者なしの岩手から感染者が急増している首都圏へ息子を送り出す
お母さんの心配そうな表情、言葉がもう他人事とは思えませんでした。
自宅で引っ越し荷物をまとめる息子をみつめながら
お母さんがカメラに向かってぽつり。
「男の子だから、手洗いとかちゃんとするかも、心配で・・・」
わかるぅ~、わかります~、男の子なんてね、
ぱぱぱって洗って、はいおしまい、って感じだもんねぇ~。
コロナのご時世、ますます心配になりますよねぇ~。
ダンボールに詰める荷物にはいまどき貴重なマスクも。
「ウチにもあんまりないけど、あるだけ持たせて・・・ね」。
わかる、わかるぅ~、何より息子の健康が心配、だよねぇ。
「一人で具合が悪くなったりしたら、どうするんだろう、とか・・・」
笑顔で見送りたいのに、思わずその目に涙があふれてきた。
息子の旅立ちは嬉しくて寂しいものですが、
この春は、いささか状況が違いますもんね。
慣れない一人暮らし、食事や洗濯などの心配に留まらず、
買い占めでごった返す都会のスーパーなどのニュース映像を見ていると
もう心配で心配で、マザコンと言われようと一緒についていきたくなる、かもね。
息子が大学入学で家を離れた春のことを、ふと思い出す。
あれやこれや、心配してもしきれないほど心配だった。
が、いつかは雛は巣立つもの、言いたいことは山のようにあったけど、
結局、彼に伝えたことは、「朝のウンチ」(失礼!)だった(笑)。
「お母さんは、アナタがちっちゃな頃から、ちゃんと朝ごはんを食べさせて、
ちゃんと毎朝ウンチが出る体にしたんだから、
これからはちゃんと自分で朝のウンチが出る体を維持してください、ね!
以上、よろしく!」
そうなのだ。母として息子にしてあげたと、胸が張れることがあるとしたら、
ちゃんと朝のウンチが出る体に仕上げた、ということぐらいなのだ(笑)。
あとは、勝手に、ヤツが、大きくなっただけのことだ。
だから、旅立ちの朝にかけた言葉は、朝のウンチ・・・(笑)
親元を離れての、はじめての春。
今年は、本当に心配ごとが大きいけれど、
きっと、彼らは、親が思うよりも、ずっとたくましい。
旅立つ若者たちに心からのエールを。
(写真は)
札幌の積雪、
気象台の観測は現在4㎝。
我が家の桜並木まわりは
ほぼほぼゼロ。
春が来るよ♪

