金の匙と木のお箸
口にくわえて
生まれてきたのは
銀の匙?
金の匙?
木のお箸?
今日は2月14日、バレンタインデーです。
我が家もバレンタインイブの昨夜、早めの授与式(笑)完了。
妻から夫へ恭しく美しい箱が手渡され、オープン、「おおお~!」、
歓喜と感謝を確認後は、即、妻の管理下に置かれました。
バレンタインチョコは夫婦の共有財産(笑)です。
今年は数年続いたビーン・トゥ・バーはひと休み、
ちょっと趣向を変えて、イタリアに旅してみました。
「VESTRI」の「Antica Giandula」。
金の匙で食べる珠玉のチョコレートです。
「VESTRI」は中米ドミニカ共和国に所有する自社農園で
自ら種を蒔き、収穫を行い、育てた最高級カカオで一貫生産を行う、
「ファーム・トゥ・バー」のチョコレートブランド。
なかでもイタリア伝統の「ジャンドゥイア」独特の口融けに
とことんこだわった「Antica Giandula」が看板商品。
「Antica Giandula(アンティカ・ジャンドゥイア)」とは
直訳すると「古き時代のジャンドゥイア」。
カカオとヘーゼルナッツで作るイタリア発祥のチョコレートの
伝統的な食べ方を現代にアレンジしたお洒落なシリーズなのです。
キーワードは「金の匙」。
なめらかなペースト状のジャンドゥイアを
箱に付属された専用の金のスプーンですくって食べるのですね。
丸井今井の「サロン・デュ・ショコラ」の会場で出会いました。
素材ごとに色分けされた美しい小さな缶と
華奢で小さなスプーンが収められたブルーの箱が
まるでジュエリーボックスみたい、あまりに素敵でもう一目惚れ♪
元々、大の「ジャンドゥイア」好きなのもあって、
即買い、しちゃいました。
昨夜の授与式の後、妻の管理下に置かれた「Antica Giandula」、
「では、実食は、明日当日ということで」と実食はおあずけ。
きれいな缶と金の匙をちら見せして、昨夜は撤収。
「ま、銀の匙をくわえて生まれたお方にお似合いの金の匙ね」と
一応、ほめ殺しをしておく妻(笑)。
すると、夫がこう言った。
「いや、僕は、木の箸をくわえて生まれてきました」。
なるほど!さすが米どころ、新潟出身者だ(笑)
ヘーゼルナッツ、よりも、白いごはんに味噌汁、だよねぇ。
「銀の匙をくわえて生まれてくる」とは生まれおちた時から
豊かな幸せが約束されているという欧米の言い伝えですが、
長い間、庶民はお粥かスープしか食べられなかった
ヨーロッパの歴史的背景から生まれたものだそうです。
食器といえばお椀とスプーン一本だった時代、
庶民にとってはそれが唯一の所有財産だったのですね。
そんな歴史から、ヨーロッパでは今でも
生まれてきた子供の幸せな将来を願って
銀のスプーンを贈る習慣が受け継がれているのでした。
スープの国は、銀の匙、
お米の国は、木のお箸。
食べることは、生きること。
「VESTRI」は金の匙♪
(写真は)
金のスプーンで食べる
イタリア伝統のチョコレート
「VESTRI」の「Antica Giandula」。
気になるお味の報告は、明日。

