地中海の春

美しい緑

爽やかな香り

栄養価高い

緑黄色野菜に

地中海の春を想う

さぶっ・・・!

さすがに、めっちゃ、寒い。

今朝は強い寒気の影響で北海道各地で厳しい冷え込みとなり、

札幌の最低気温は-14.9度、今季一番の寒さ、

上川地方の江丹別では-36度を記録、

国内で-35度以下になるのは19年ぶりだとか。

こんな凍れる週末は春を呼ぶごはんで免疫力アップです。

春告魚のニシンとともに、野菜料理も春を感じる新レシピ、

テレビの料理番組で紹介していた「春菊の肉玉あんかけ」に挑戦。

胡麻和えや鍋の素材としておなじみの春菊を

中華風のお惣菜に仕立てる新鮮な発想に惹かれました。

作り方は超簡単。

春菊を熱した中華鍋で塩少々をふってざっと炒め、大皿に。

同じ中華鍋で溶いた卵をふんわり半熟に炒めて取り出しておきます。

さらに豚肉、ネギ、生姜を炒めて、中華スープ、塩、砂糖、醤油などを加えて

さっと煮たて水溶き片栗粉でとろみをつけたら卵を戻し、胡麻油を回しかけ、

炒めた春菊のうえに熱々の肉玉あんかけをかけたら出来上がり。

我が家はさらに黒胡椒をたっぷり。

さあ、新メニュー「春菊の肉玉あんかけ」のお味はいかに?

熱々とろとろの肉玉あんかけをたっぷり絡めた春菊をパクリ、

う~ん、優しいあんかけと春菊の爽やかな香りがベストマッチ。

茎のシャキシャキした食感もいい感じ。めっちゃ美味♪

が、基本は中華風のお惣菜なんだけど・・・なんだろう?

・・・春菊の独特の香りが・・・さらに異国情緒を醸し出す・・・。

爽やかなハーブのような香気が・・・さらに旅心を刺激するのだ。

そう、中華圏からさらに遠くへ旅立ったような・・・?

その不思議な感覚のワケを探るべく「春菊」を調べてみた。

おおお~、そうか、これか~!

春菊の原産地は、なんと地中海沿岸。

しかし、かの地ではその独特の香りが好まれず

食用ではなく観賞用として栽培されてきました。

日本へは室町時代に渡来、江戸時代から栽培が始まったそうですから、

和食にはこの爽やかな香りがマッチしたってわけですね。

春菊の独特の香りはαピネンとぺリルアルデヒドという成分によるもの。

αピネンはヒノキにも含まれているリラックス効果があるといわれる成分、

ぺリルアルデヒドはシソと同じ成分の香りで防腐作用もあるそうです。

ヒノキとシソかぁ。

なーるほど、どちらも日本人が昔から好んできた香り、ですよねぇ。

ただ、眺めるのはもったいない、和食のおともに食べたくなる(笑)。

と同時に・・・中華圏を超えた異国情緒を感じたのは、

春菊の原産地が地中海沿岸だったから、かも?

ちなみに「春菊」はキク科キク属の植物で

一般的に菊の花は秋に咲くのに対して、

春に黄色い花を咲かせることから

「春菊」と呼ばれるようになったとか。

厳寒の週末、新作「春菊の肉玉あんかけ」を味わううちに、

ふと、春の地中海沿岸に可愛い黄色い花を咲かせる風景が

目の前に広がるような気が、してきた(笑)。

緑濃い春菊に、思いがけず、地中海の春を想う。

(写真は)

熱々のあんかけの下に

地中海原産の春菊がたっぷり。

「春菊の肉玉あんかけ」。

爽やかな香りがたまらない。