転ばぬ先の七つ道具
鉛筆、
消しゴム、
ハンカチ、ティッシュ、
まだまだあった、
転ばぬ先の七つ道具。
新しい年が明ければ受験シーズン本番。
クリスマスもお正月も返上で頑張ってきた受験生にとって
いよいよ決戦の時が近づいてきました。
受験生を抱える親御さんの緊張もマックスですよね。
特に「12の春」とも称される中学受験の場合、
小学校6年生の我が子を試験会場に送り出す親心、
そりゃあもう、心配でたまらないのではないでしょうか。
そんな受験直前、今朝の朝刊日曜版別刷り版の特集企画は、
まさにナイスタイミングでありました。
タイトルは「我が家はこうして乗り切った」
昨年、中学受験を経験した現中一生の保護者の経験談がぎっしり。
入試前日まで「過去問は何年分勉強した?」などのが学習面から
「体調管理で気をつけたことは?」「前日の夕食メニューは?」などの
生活面まで具体的なケースが色々紹介されていました。
本人はマスク着用、抗菌作用のあるマヌカハニーをなめさせたり、
電車通勤の父親が帰宅する度にインターホン越しに
「手洗いうがいして!その後でドアノブ触って!」と叫んだり(笑)
可愛い我が子の合格のためには病原菌扱い(笑)も辞さない妻、
あえて受け入れる夫、今は夫婦愛よりも親心が最優先、ね。
そしていざ受験当日。
試験会場に無事送り出すまでは気が抜けない。
服装は「脱ぎ着しやすい重ね着」
「お腹を締め付けないウェストゴムのズボン」、
さらに泣かせるのが当日の持ち物。
鉛筆、消しゴム、ハンカチ、ティッシュなどは当たり前、
手がかじかまないように「手袋」
鉛筆が滑り落ちないように「髪ゴム」
頭痛や腹痛に備えて「痛み止め」
エネルギー―補給の「チョコレート」「一口サイズのおかき」、
受験票を机に貼る「テープ」まで持たせた保護者もいました。
中でも特筆すべきは「段ボールの切れ端」。
へ?なんで中学受験に段ボールの切れ端が必要なんだ?
受験科目に工作・・・なんてないよね・・・?
なんと、机のガタツキを解消するためのクッション材、だった。
万が一、手がかじかんだら、頭が痛くなったら、お腹がすいたら、
万が一、鉛筆が机から転げ落ちたら、受験票が風で飛んだら、
万が一、座った机がガタガタしていたら・・・
中学受験当日の転ばぬ先の七つ道具に、感動してしまった。
親というのは、そういうものだ。
我が子が転ぶかもしれない未来を創造してしまったら、
ほっとけない生き物なのだ。
親馬鹿、過保護と笑わば笑え、ってとこ、あるものだ。
振り返って我が息子の受験時代。
いや、すまん、テープや髪ゴム、段ボールの切れ端なんて、
まったく、頭の片隅にも思いつかなかった(笑)。
とにかく、受験票さえ忘れなければ、あとは何とかなると、
やたら受験票だけを何度も確認したような記憶はありますが(笑)。
いや、でも、思い出したよ。
大学受験の時、お弁当に息子がリクエストしたのは「カツサンド」。
我が家の薄切りカツをトーストパンで挟んだサンドイッチだ。
前日から美味しいパンを求めて近所のパン屋さんを回り、
前夜にカツを仕込み、当日に卵サンドとセットにして
食べやすいように小さめにカットして持たせたっけ。
受験の常識からすると油っこいカツは
お腹の負担になるから避けるべし、とされていますが、
試験を受けるのは本人、お弁当を食べるのも本人、
当の息子がそれがいいって言ってるんだから、
我が家はカツサンドが勝負飯ってことでよき思い出になってます。
転ばぬ先に心を砕くのも
転んでも起き上がれるように応援するのも
どれも、これも、親心。
受験シーズン本番。みんな、頑張れ~!!!
(写真は)
我が家のご近所の
高級食パン♪
息子の受験の時にあったら、
これでカツサンド作った?かも?

