英伊同盟ロースト

イギリスと

イタリアが

仲良く手を組んだ

美味しいだ一皿

英伊同盟ロースト♪

メリー・クリスマス☆!☆!☆!

2019年のクリスマスイブ、札幌は氷点下の朝となりました。

例年より積雪は少なめですが、道は滑りやすいアイスバーン、

サンタさんの橇がスリップしないように心から案じております。

世界中の子供たちが楽しい聖夜を迎えられますように。

我が家は既に先週末にちょい早クリスマスパーティーを完了。

超短期帰省した息子のおかえりなさい会を兼ねての食卓、

今年のテーマは色々な国のお料理が一堂に会する国際協調路線(笑)。

前菜はスウェーデンの「トースト・スカーゲン」、

海老のディル風味オープンサンドでスタート。

旅先の台湾からエントリーしたのは「小籠包」。

皮の包み方に若干の課題を残しましたが、お味は合格♪

次なるエントリーはイギリス。北海のタラ、ならぬ、

北海道の新鮮なタラとほくほく道産じゃがいもを使った、

「フィッシュ&チップス」自家製タルタルもたっぷり添えて。

さらに「マッシュルームのゼゴビア風」はスペイン料理、

息子にとっての”おふくろの味”「海老マカロニグラタン」は

フランス経由の日本の洋食カテゴリーとしてエントリー。

そして2019我が家のクリパのメイン料理は・・・

え~っとイギリス生まれのイタリア育ち?

イギリスの伝統料理「ローストビーフ」を

今年はイタリア料理の手法で作ってみましたよ。

参考にしたのはNHK「あさイチ」で落合務さんが紹介していたレシピ。

主役の牛肉はちょっと奮発して鹿児島産の極上もも肉塊を用意。

もも肉にも適度なサシが垣間見え、さすが和牛だわぁ。

調理する2時間前に冷蔵から出して室温にしておいたお肉に

タコ糸を丁寧に結んで形を整え、強めに塩、黒胡椒をすりこみます。

次にフライパンにオリーブオイルを入れて、

お肉の表面を強火で美味しそうに焼き固めます。

すべての面の色が変わったら蓋をしてごく弱火に落とし、

時々お肉を返しながら15分ほどじんわり焼いていきます。

お肉に5秒串を刺し、串が熱くなっていれば中まで火が通った証拠。

そうなったら、フライパンからお肉を取り出しアルミホイルで包み、

暖かいコンロの傍に5分以上置いて休ませます。

その間に付け合わせとソースを準備。

今回の付け合わせはイタリア風マッシュポテト。

皮を剥いてじゃがいもを茹で、柔らかくなったらお湯を捨て、

再び火にかけて水分を飛ばし、木べらでつぶしたら

牛乳、塩、バター、さらにパルメザンチーズも加えて

ぽってりお好みに固さに仕上げていきます。パルメザンが入ることで、

ぐっとイタリアンなマッシュポテトになるのねぇ。

そしてソースもぐんとイタリアンに♪

イギリスでは肉汁を使ったグレービーソースがお約束ですが、

このソース、優しいシンプルなお味で、言葉を変えればちょっと物足りない(笑)

そこで今回はイタリアンシェフ直伝のバルサミコソース。

お肉を焼いたフライパンを弱火にかけ、ニンニクの薄切りを入れ、

油に香りを移したらバルサミコをたっぷりと注ぎ、中火で沸騰させます。

この時、間違ってもフライパンの上で深呼吸などしないこと。

蒸発するお酢の刺激で目はシバシバ、下手に吸い込めばゲフゲフ(笑)

バルサミコ攻撃をダイレクトに受けると大変なことになるのでご注意。

天婦羅を揚げる時のような遠巻きの姿勢を保ちつつ、

バルサミコ攻撃の第一波が去ったらすぐ弱火に落とし、

塩、胡椒、蜂蜜を少々加え、とろみが出るまで煮詰めていき、

よきところで小麦粉をまぶしたバターを加えてひと混ぜしたら

ザ・イタリアンなバルサミコソースの出来上がり。

さあ、コンロ傍で十分に休息をとったお肉が再登場。タコ糸をはずし

アルミホイルに残った肉汁は上記のソースへ加えてひと混ぜ。

いざ、焼き上がったローストビーフを薄く切り分けていきましょう。

うぉぉぉ~!なんと美しいローズピンク♪

焼き加減は、むふふ、完璧。

あとは最後の盛り付け。

ビレロイ・ボッホの大きなオーバル皿にお肉とマッシュポテトを盛り、

ソースをかけ、ルッコラをあしらったら、完成。

イギリス生まれのイタリア育ちのメインディッシュ。

「2019ローストビーフ バルサミコソース イタリアンマッシュ添え」

イギリスの伝統料理をイタリアンの手法でブラッシュアップした一皿。

二つの国が仲良く握手、平和な英伊同盟ロースト、と呼べましょう(笑)。

イギリスのEU離脱に揺れるヨーロッパですが、

どの国も幸せなクリスマスが訪れますように。

さて、そのお味は・・・すみません、またまた自画自賛(笑)。

完璧な焼き加減の鹿児島産極上和牛の旨み、甘みを

濃厚で味わい深いバルサミコソースがさらに引き上げ、

パルメザンとバターの風味があいまったマッシュポテトも最高。

よその国の食を知ると

その国が好きになる。リスペクトが深まる。

世界のお料理に永遠なるノーベル平和賞を。

2019クリスマス・イブ。幸せな聖夜となりますように。

世界中に、メリー・クリスマス♪

(写真は)

我が家のクリパのメイン

「2019ローストビーフ バルサミコソース 

  イタリアンマッシュ添え」

美味しい英伊同盟ロースト♪