ノスタルジック艋舺

昔々

淡水河を遡り

商いを始めた人々が

安寧を願いお寺や廟を作った。

ノスタルジック艋舺

2019秋の台湾食い倒れ旅4日目リポートを続けます。

超朝型旅人は朝ごはん前にホテルのある萬華界隈を早朝散歩、

世界一美しいスタバと呼ばれる「星巴克艋舺門市」を偶然に発見。

日本統治時代に建てられた豪商の邸宅「萬華林宅」は

赤煉瓦造りの船のような美しい建物で台北市の史跡に指定されています。

残念ながらまだ開店前、古蹟でカプチーノ♪は次回のお楽しみ。

充実の朝散歩からホテルへ戻って朝食をすませ、4日目の行動開始。

さらに萬華=艋舺(モンガ・バンカ)のディープな歴史散歩へ。

昔々、淡水河を遡りこの地の埠頭から上陸し商いを始めた漢民族は

比較的海抜の高い場所を見つけ、安寧を願ってお寺や廟を作りました。

その寺廟を中心に形成された門前町が今の台北の発祥。

萬華=艋舺はオールド台北を体感できる歴史スポットなのです。

そんな街の人々の信仰の中心となっているのが艋舺の三大寺廟、

台北最古の名刹「龍山寺」、「艋舺清水巖祖師廟」、

そしてこれから向かう「艋舺青山宮」であります。

台鐡萬華駅直結のツインタワーにある定宿ホテルを出てまずは龍山寺へ。

朝一番の龍山寺参りはもはや台湾旅の聖なるルーティン(笑)、

週明け月曜日も大勢の参拝客、観光客で賑わっています。

旅の無事をお願いして境内を抜け、龍山寺左横の西園路へ。

こちらは台北屈指の仏具街で、豪華な仏壇や仏像、

さらにきらびやかな道教の神様たちの像が並んでいます。

金襴緞子の衣装に華やかな旗やゴージャスな羽冠、羽飾りをつけたお姿は

仏具・・・というよりも、ほぼほぼ宝塚♪

渋めの日本の仏具を見慣れた目には超新鮮、楽しくなります。

台湾の庶民的な信仰文化を肌で感じられる仏具街を北上していくと

次第にオールドタウン度がさらにディープになっていきます。

ちょうど西園路一段と貴陽街二段を交差するあたり、

年月を経た古い煉瓦造りの商店が肩を寄せ合うように並ぶ界隈は

「台北第一街」と呼ばれ、昔、漢民族が淡水河に沿って接岸、定住、

この場所で大陸と交易を始め「蕃薯(さつまいも)」を商っていたことから

別名「蕃薯市街」とも呼ばれ、台北市街の起源とも言われているのでした。

まさにオールド台北中の最もオールドな地域なのです。

が、通常の観光ルートからははずれているため観光客の姿は皆無。

軒先に並んだ植木鉢に如雨露で水やりするおじいちゃんが、

何しに来ただ?的な表情でこちらを見ています(笑)。

昔々淡水河を遡ってきた人たちのご子孫でしょうか?

すみません、ちょっとだけ、界隈街歩きさせてくださいね。

自動車やバイクの修理工場や昔ながらの小吃店が並ぶ、

西園路一段と貴陽街二段の交差点あたりに

控えめながら黄色い提灯が飾られています。

あ・・・「艋舺青山宮」!て書いてある。

おっと、通りの信号の下には「←青山宮」ってあるぞ。

黄色い提灯飾りに導かれて貴陽街を左に曲がると・・・

あった!ありました!

艋舺の三大寺廟のひとつ「艋舺青山宮」。

映画監督だったら、絶対ロケ地にしたくなる、

ノスタルジック艋舺の魅力満載の廟のお話は明日へと続く~。

(写真は)

迫力ある美しさ。

「艋舺青山宮」

ノスタルジック艋舺で

歴史を一人じめ♪