首里城が・・・
首里城が・・・
首里城が・・・
燃え落ちた・・・。
え・・・?
この光景は・・・何・・・?
嘘でしょ・・・。
朝起きてテレビを点けたとたんに
目に飛び込んできた映像に、息が止まった。
首里城が燃えている。
真っ赤な炎が竜巻のような火柱をあげている。
美しい正殿が・・・北殿が・・・骨組みだけになっていく。
ショックすぎて目の前の映像が現実とは思えない。
ただ茫然とテレビの前に立ち尽くす。
午前5時過ぎ・・・正殿が・・・焼け落ちた。
さらに北殿も崩れ落ち、南殿も炎に蹂躙されている。
沖縄のシンボル首里城の正殿、北殿が全焼、南殿もほぼ全焼。
火災発生から6時間以上経った午前8時現在も白煙をあげている。
首里の丘の上の美しい城は・・・失われた。
琉球王国500年の歴史を伝える首里城は戦争で焼失、
戦火によって壊滅的な被害を受け、多くの資料が失われながらも
沖縄の誇りを取り戻すんだという沖縄の人々の強靭な意思で
さまざまな困難に見舞われながらも綿密な調査と研究と懸命な努力によって、
焼失前の姿を再現、1992年に正殿が復元され、
つい先日、城内の最後の復元工事が完了したばかりでした。
極彩色で装飾された「御差床」と呼ばれる玉座。
古い資料を基に何層何層も塗り重ねられた美しい真っ赤な漆。
悠々と天に昇る屋根の龍頭棟飾り、獅子や牡丹の装飾、
見るものを圧倒する壮麗な唐破風妻飾を戴いた正殿。
琉球王家に伝わる美しい紅型衣装やお道具類・・・
みんな、みんな、燃えてしまった。
戦火から立ち直り、みんなの力で復元したのに・・・
知恵と英知と技術と努力を結集してここまで蘇ったのに・・・
なぜ・・・なぜに・・・またも炎に焼かれてしまうのか。
あまりにショックで・・・涙が・・・止まらない。
今はただ、目を閉じて、
失われた首里城へ鎮魂の祈りを。
沖縄へ心を寄せることしかできない。
首里城が・・・。
・・・悲しいことに
今のスマホに首里城の写真は残っていなかった。
ただ・・・心の中の美しい姿を偲ぶだけ。
本日、写真はありません・・・。


